犠牲者7人、全員が施設南側 イオン熊本爆発、発見場所が判明
熊本地震後に起きたイオンモール熊本(熊本県嘉島町)の爆発事故で、亡くなった7人のうち、1階南側の出入り口付近で4人が、ほぼ真上の2階店舗エリアで3人が見つかったことが25日、複数の関係者への取材で分かった。2階の遺体には衝撃波などによる「爆傷」があり、1階とは状況が異なることも判明。犠牲者の発見場所の詳細が明らかになるのは初めて。
犠牲者が集中していた周辺は建物の損傷が特に激しかった。事故を巡っては、経済産業省とイオンがそれぞれ調査委員会を設置。原因究明や再発防止には正確な事実認定が欠かせず、より詳細な状況把握が必要となる。
共同通信は、救助に携わった県内外の消防への情報公開請求のほか、消防隊員や県警幹部らに取材し、犠牲者7人の発見場所を特定した。がれきなどにより動けなくなった生存者2人が、1階の従業員用通路とトイレから救出されていたことも新たに分かった。
9人は全員がテナント従業員の女性。犠牲者7人は29日未明~30日午前にかけ、福岡、佐賀両県から入った消防隊員が発見した。
