花博、受難続き正念場 市長ら交代、認知度増急務
来年3月の開幕まで半年を切った国際園芸博覧会(花博)が受難続きだ。開催地の横浜市では前市長が辞職し、国土交通相とともに政府出展を担当する農相が更迭された。認知度の向上が急務な中で、発信役が交代。政府や主催団体は「正念場」だとして、知恵を絞っている。
花博は花や緑、最新のグリーン技術をテーマに各国の政府や自治体、企業が出展する催し。主催する国際園芸博覧会協会によると、横浜花博が分類される「最上位クラス」の開催は、国内では1990年の大阪以来、37年ぶりとなる。ただチケット販売数は18日時点で約290万枚と、目標の3割弱にとどまっている。
政府は「一般層の認知度向上」を掲げるが、横浜市の山中竹春前市長は第三者調査でパワハラを認定され今年9月に辞職。簗和生前農相は一部自治体の道路予算を大幅に削減したとの発言などが問題となり、今月更迭された。
9月に東京都内で行った開催半年前の記者発表会は、横浜市長が不在に。準備に携わる国交省幹部は「先頭に立ってやってもらうことは市長の職務だから、影響はあった」と漏らす。
