自民蔵内氏に500万円手渡し 福岡金銭疑惑で元副議長証言
福岡県議会の金銭授受疑惑に関し、新村雅彦元県議が23日記者会見し、2012年5月の副議長就任前に、当時所属していた会派代表の指示を受け、自民党県議団幹部だった蔵内勇夫前議長に500万円を手渡すなど計600万円超を負担したと証言した。ポストを巡る金銭授受が県議会全体で長年続いていたとの疑惑が深まった。
解明に向けては第三者委員会の調査が始まり、地方自治法に基づく百条委員会の設置も決まった。今後、裏付け作業がどこまで進むかが焦点となる。
新村氏は12年5月から1年間、副議長を務めた。同4月に自民幹部らとの会食を開き、十数万円の飲食代を支払った他、封筒に包んだ500万円を蔵内氏に渡したと主張。11年12月には自民幹部らによる沖縄県での宿泊ゴルフ代約100万円を肩代わりしたという。
新村氏は7月に匿名を条件に今回と同様の内容を証言していたが、実名にした理由について「蔵内氏が話すよりも前に話した方が良いと思った」と説明した。
蔵内氏はこの日「議会人事に関し金銭の授受を行ったことは一切ない」とのコメントを出した。
