闇バイトで「人生崩壊」と警鐘 警視庁、実際の事件参考に動画
気軽な入り口、絶望の末路-。警視庁が、交流サイト(SNS)から闇バイトに応募した若者らを取り上げた漫画仕立ての動画をホームページで公開している。実際の事件を参考に、本人だけでなく、家族まで巻き込まれる物語を描いた。同庁幹部は「(闇バイトに)関わったら人生崩壊だ」と警鐘を鳴らす。
動画は5本あり、各1~2分程度。「銀行口座売買篇」では、スマートフォンゲームの課金が膨らんでしまった若者が、「#簡単高収入」とのSNS投稿を見つけ、やりとりを重ねるうちに銀行口座開設を指示された。
相手側に口座情報などを渡して5万円を受け取るが、数日後、口座が犯罪に悪用されたとして逮捕。実家には損害賠償請求が届き、資産も差し押さえされる。「もうおしまいだ」と、うなだれる姿で動画が終わる。
ほかに、海外リゾート地でのバイトに応募した女性が特殊詐欺の「かけ子」になるものや、運転代行の募集が実は強盗の運び役だったケースなどを公開している。
制作の背景には、SNS上で闇バイトの勧誘が後を絶たない現状がある。
