台風と前線、局地的大雨 土砂災害に厳戒、気象庁
台風24号や前線の影響で日本列島は3日、北日本の日本海側を中心に局地的に激しい雨が降った。気象庁は、大気の不安定な状態が続き、5日にかけて列島の広範囲で大雨になるとして土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけた。特に西日本では猛烈な雨が降る可能性がある。台風は南西諸島に接近後、動きが遅くなる見込み。
気象庁は、高知県や大分県、宮崎県、鹿児島県、奄美地方で4日夜にかけて線状降水帯が発生する可能性があると発表。震度7の地震があった熊本県でも5日にかけて警報級の大雨となる恐れがある。
台風は当初、太平洋高気圧の縁を回る風に流されて北上していたが、列島付近の別の高気圧に阻まれるなどして南西諸島付近にとどまるとみられる。また、前線は南下して5日にかけて本州の南岸付近に停滞する見通しで、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発化する。
東北では2日夜から3日朝にかけ雨脚が強まり、青森市の酸ケ湯や秋田県仙北市の角館で1時間に60ミリ超の雨を観測した。
