千葉県内レベル5の大雨特別警報 1人死亡、23万人超に避難指示
暖かく湿った空気と寒気の影響で関東甲信を中心に大雨が降り、気象庁は13日夜、千葉市など千葉県内の18市にレベル5大雨特別警報を出した。同県では線状降水帯が発生。各地で道路が冠水し、消防に救助要請や通報が相次いだ。総務省消防庁によると、1人が死亡。千葉や茨城、埼玉の3県で避難指示は一時計23万人超に上った。千葉市と千葉県市原市ではレベル5土砂災害特別警報も発表された。
千葉県内の9市は住民に直ちに命を守る行動を取るよう求める「緊急安全確保」を発表。千葉県柏市では冠水した道路で車両に70代女性が閉じ込められ、心肺停止状態で搬送された。市川市では「60代ぐらいの男性が冠水した道路に浮いている」と119番があり、意識がない状態という。
気象庁によると、大雨と土砂災害のレベル5特別警報の発表は初。5月に新たな防災気象情報の提供が始まって以来、レベル5特別警報の発表は2回目で、前回は台風6号に伴う河川の氾濫特別警報だった。
気象庁と国土交通省は記者会見で、千葉県では災害が既に発生している可能性が極めて高いとした。
