猛暑の避難なお8千人、熊本 断水続く、関連死防止が急務
熊本県は3日、最大震度7を観測した地震で、県内の避難所162カ所に計8383人が避難していると明らかにした。連日の猛暑の中、断水と家屋被害は広範囲におよび、被災地が日常を取り戻すには遠い。車中泊での熱中症による災害関連死疑いも生じ、命を守る対策が急務となる。高市早苗首相は避難所を視察した。地震は4日で発生から1週間。
地震は7月28日午後4時27分ごろ発生。関連死の可能性がある人などを含め、死者は計38人となった。うち、爆発があったイオンモール熊本(嘉島町)は7人、煙突が折れた日本製紙八代工場(八代市)は9人が亡くなった。
避難者が市町別で最も多いのは、震度6強を観測した八代市で3448人。震度7を観測した宇城市は3265人、氷川町は342人となっている。車中泊の人数は把握しきれておらず、実態はさらに多いとみられる。
家屋被害は推計含め約1万2千棟に上る。
県内は3日、各地で最高気温35度以上の猛暑日となり、熊本市中央区では40度超の酷暑日となった。
