元特捜主任検事を懲戒免職 捜査対象女性と不適切関係
法務省は29日、容疑者として取り調べた女性と不適切な関係を持ったなどとして、東京地検特捜部で主任を務めた西田将仁検事(48)を懲戒免職処分にした。東京地検が発表した。特捜検事が女性問題で処分されるのは極めて異例。不祥事が相次ぐ検察にとってさらなる打撃となりそうだ。監督責任を問われ、上司だった関口新太郎特捜部長は訓告、前特捜部長の伊藤文規松山地検検事正は厳重注意となった。
西田検事は2021年4月から約4年半、特捜部に所属した。信用失墜行為として認定されたのは、女性が略式起訴された直後の24~26年ごろの性的行為といった不適切な関係や、略式命令確定前にあった3千円相当の電子マネーの贈与。
さらに24年ごろ、別事件で関係者を取り調べるために公費で宿泊料を支払ったホテルの一室で、業務終了後に女性と性的行為に及んでいたとした。東京地検によると、現時点で捜査や公判への影響は確認していない。
西田検事は一連の行為を認め「略式請求をしたことで処理が終わって気が緩んでしまった」などと説明したという。
