国際犯罪組織に新たな国内協力者 プリンス幹部に住宅提供
カンボジアの国際犯罪組織「プリンス・グループ」幹部とみられ、入管難民法違反容疑で逮捕された中国出身のフー・シー容疑者(44)が、中国出身の男から大阪府内の住宅の提供を受けていたことが15日、分かった。中国当局は、この男が違法オンライン賭博に関わった疑いがあるとみて捜査。関係者によると、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配している。
これまでに警視庁などは、フー容疑者と共謀した疑いで中国籍の3人を逮捕。新たに別の協力者が日本国内にいたことが、欧州の調査報道NPOの「組織犯罪・汚職報道プロジェクト(OCCRP)」と共同通信の協力取材で判明した。プリンス・グループは、米英政府がアジア最大級の犯罪集団として経済制裁を科している。
OCCRPによると、男は福建省出身でカンボジアなど複数の国籍を持つ。メールでの取材に対し、友人であるフー容疑者に自身の会社の住所を連絡先として使わせたり、自宅に滞在させたりしたことは認めたが、自分はプリンス・グループとは一切関係ないと回答した。
