豊見城の旧司令部壕で不戦誓う 大田司令官ら自決から81年

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、後世の沖縄県民への特別な配慮を求める電文を旧日本海軍の次官に送った大田実司令官らの自決から81年となった13日、同県豊見城市の旧司令部壕で慰霊祭が開かれた。壕や周辺では約4千人が犠牲になったとされる。強い風が吹く中、遺族や関係者ら計約110人が手を合わせ、不戦を誓った。

 広島市から訪れた大田司令官の孫大田聡さん(65)は慰霊祭の後「沖縄戦の実相を伝えていきたい。沖縄が『平和で豊かな島』であってほしい」と述べ、戦後81年続く記憶の継承を今後もつないでいくとした。

 沖縄観光コンベンションビューローの浜田京介会長は「各地で紛争が続く中でも希望を捨てないという誓いを発信し続ける」と話した。

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