佐賀県警幹部4人を処分 本部長謝罪「信頼損なう」

 佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)の元職員によるDNA型不正鑑定を受け、警察庁などは4日、内部調査が不十分だったなどとして福田英之本部長を警察庁長官による業務指導としたほか、県警幹部3人を本部長による業務指導や口頭厳重注意とした。福田氏は記者会見し「科学捜査の信頼を損なうもので、県民の皆さまにおわび申し上げる」と謝罪した。

 警察庁などによると、警務部長と調査当時の首席監察官(現警備部長)を業務指導とし、調査当時の科捜研所長(現総務課長)を口頭厳重注意とした。所属としての科捜研を業務指導とした。

 福田氏は会見で、239件の不正が特別監察で認定されたことを踏まえ「より早い段階で、より高度な専門性を有する警察庁などに支援を仰ぐ対応もありえた」とし、県警の調査が不十分だったとの指摘を「重く受け止める」と述べた。

 元科捜研職員による不正を長年見抜けなかった点を「組織として十分なチェック機能が働いていなかった」と認めた。その上で「元職員の業務が著しく負担が重いということではない。再発防止を徹底する」とした。

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