ドコモかけ放題契約、無罪判決 詐欺罪に問われた会社役員ら

 NTTドコモのかけ放題契約を悪用し、本来支払うべき料金との差額の支払いを免れたとして、詐欺罪に問われた会社役員鈴木聡被告(49)=東京都=ら3人の判決で、名古屋地裁は12日、「詐欺の故意が認められない」として無罪を言い渡した。他に無罪となったのは、会社役員高橋和男被告(63)=東京都=と、会社員神山悦智被告(55)=埼玉県ふじみ野市。検察側は3人に懲役6~3年を求刑していた。

 携帯電話の通話はドコモなど「発信側事業者」の回線から発信された後、別の「着信側事業者」の回線を経てつながり、発信側が着信側に支払う「接続料(アクセスチャージ)」は通話量などで増減する。この仕組みを悪用し、着信側がユーザーに、意図的に大量発信するよう仕向ける事例が社会問題化していた。

 判決によると、3人は別の人物が入手したSIMカードを使い、2021年3~6月に特殊な機械を使って連続発信した。鈴木被告と高橋被告はかけ放題の定額料金との差額約3億2千万円、神山被告は約1370万円の支払いを免れたとして起訴された。

社会最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス