運転手「前よく見ていなかった」 新名神6人死亡、ブレーキ痕も
三重県亀山市の新名神高速道路で20日、大型トラックが乗用車に追突するなどして6人が死亡した多重事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで逮捕された大型トラックの運転手の水谷水都代容疑者(54)=広島県安芸高田市=が「(追突の際に)前をよく見ていなかった。ブレーキを踏んだが間に合わなかった」という趣旨の供述をしていることが23日、三重県警への取材で分かった。現場にはブレーキ痕があった。
当時、現場は車線規制中で、通常は時速80キロの制限速度が50キロとなり、渋滞が発生。県警は、容疑者が前方の確認を怠り、直前でブレーキを踏んだものの最後尾の乗用車に追突して玉突きが発生した可能性があるとみている。
容疑者が勤める運送会社「HIROKI」(広島市)などで実施した家宅捜索でパソコンや勤務記録を押収。ドライブレコーダーの記録などを詳しく調べる。
事故は20日午前2時20分ごろ、亀山市安坂山町の新名神高速下り線の野登トンネル出口付近で発生。乗用車の成人男女と子ども3人、別の乗用車の成人1人の計6人が死亡した。
