警察官採用試験、論文廃止へ 兵庫で初、志望減に歯止め

 警察官採用試験で課される「論文」を、兵庫県警が2026年度から廃止する方針を決めた。県警によると全国初の措置。少子化で民間企業などとの採用競争が激化する中、論文対策の負担をなくし、受験者減少に歯止めをかける狙いがある。

 警察官の人材確保は県警の大きな課題だ。県警の受験者数は、平成以降最多だった03年度の1万172人から、24年度は1417人にまで減少。倍率は13・4倍から3・0倍へと低下した。

 県警はこれまで全ての採用区分で論文を出題してきた。「警察官になって果たしたい責任とは何か」「災害発生後に被災者が警察に求めていることを述べよ」。1時間で800字程度にまとめさせていた。

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