AIで映画カラー化し販売で有罪 著作権法違反、大阪地裁
著作権者の許可なく白黒映画「ゴジラ」などをカラー化して海賊版DVDを販売したとして、著作権法違反罪に問われた無職宮本一平被告(67)に大阪地裁は28日、懲役1年6月、罰金50万円、執行猶予3年(求刑懲役1年6月、罰金50万円)の判決を言い渡した。逮捕した大阪府警によると「AI(人工知能)で名作映画をカラー加工」などと宣伝していたとされる。
南うらら裁判官は判決理由で、常習的・職業的な犯行で、関係団体から中止勧告を受けていたと指摘。一方で、反省しているなどとして執行猶予付き判決が相当とした。
被告に中止勧告を出していた著作権侵害対策団体「コンテンツ海外流通促進機構」は「AIで全編をカラー化するなど、許諾を得ることなく内容を作り替える行為は著作権侵害に当たる」とするコメントを発表した。
判決などによると、被告は2023年10月~25年6月、1954年公開のゴジラなど計14作品の海賊版DVDを作成。インターネットを通じて販売し、約380万円の利益を得た。





