山上被告、表情変えず一礼 家族の話、うなずき反応

 主文を微動だにせず聞き入った。奈良地裁で開かれた安倍晋三元首相銃撃事件の判決。「被告人を無期懲役に処す」。山上徹也被告(45)は表情を変えず、言い渡した裁判長に一礼した。これまでの公判と同様に、家族の話には反応を見せ、うなずいていた。

 山上被告は午後1時25分ごろ、傍聴の約70席が全て埋まった101号法廷に入った。昨年10月の初公判から変わらず、白髪交じりの長髪を無造作に後ろで束ねた姿。弁護人の横に着席すると、眉間にしわを寄せて手元の資料を眺めた。

 午後1時半ごろ開廷し、被告は証言台に移動。裁判長が「山上徹也被告ですね」と尋ねると、小さな声で「はい」と答えた。主文の後は、判決理由の読み上げが約1時間15分間続いた。証言台から戻った被告は、眉間にしわを寄せて耳を傾けた。

 これまでの公判で家族や生い立ちの話が取り上げられると、額を押さえたり、頭をかいたりしていた被告。この日も裁判長が母親の高額献金に言及すると、顔を上げてうなずいていた。安倍氏が亡くなった時の状況説明では、資料に目を落としていた。

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