日米財務相、円相場の安定へ協調 「秩序不可欠」、介入後初の対面
【アッシュビル共同】片山さつき財務相とベセント米財務長官は8月31日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれている米南部ノースカロライナ州アッシュビルで会談した。片山氏は「秩序だった円相場は世界の金融市場の安定に不可欠で、日米の継続的な協調した取り組みはこの共通の目的に資することを確認した」と記者団に語った。日米が7月31日に足並みをそろえて28年ぶりに円買い介入に踏み切って以降、両氏が対面するのは初めて。
関係者によると、ベセント氏は日銀の植田和男総裁とも会談した。
ベセント氏は8月31日、米CNBCテレビのインタビューで「日本政府と日銀は、円高につながる措置を講じると思っている」と述べ、日銀の利上げに期待感を示した。「私には市場が持っていない情報がある」とも話した。最近の円相場に関しては「かなり抑制されている」と指摘し、「無秩序な動き」ではないと示唆した。
片山氏はベセント氏との会談で「(日本が)強い経済の実現と、財政の持続可能性を両立させていく」とも説明した。
