520人悼み遺族ら御巣鷹登山 日航機墜落41年、安全願う

 日航ジャンボ機墜落事故から41年となり、現場の尾根に立つ「昇魂之碑」の前で風船を飛ばす遺族ら=12日午前、群馬県上野村
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 乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から41年となった12日、遺族らが群馬県上野村にある現場「御巣鷹の尾根」を慰霊登山し、墓標や墜落地点の尾根に立つ「昇魂之碑」で犠牲者を追悼した。空の安全も祈願した。遺族や関係者の高齢化が進む中、事故の風化防止に向け、若い世代への継承が鍵となっている。

 この日は台風15号などの影響で、朝から雨が降ったりやんだりの天候に。雨具を着込んだ遺族らは、ぬかるむ足元を気にしながら歩を進めた。昇魂之碑の前では午前11時前、20人を超える親子らが集まり、安全を祈る鐘を鳴らして黙とう。その後、子どもたちがシャボン玉を飛ばし、東日本大震災や2014年の御嶽山噴火災害の遺族も見守った。

 遺族らでつくる「8・12連絡会」の事務局長美谷島邦子さん(79)は、犠牲となった次男健さん=当時(9)=をしのび「思いはあの日のまま。これからもできる限り登山を続けていく」と話した。日航には「若い世代の社員をきちんと育ててもらい、安全を一緒につくりたい」と訴えた。

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