円急騰、一時1ドル=155円台 市場で追加介入に警戒感高まる
週明け3日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで急騰し、一時1ドル=155円20銭を付けた。155円台を付けるのは5月上旬以来、3カ月ぶりとなる。日米両政府が円安是正を狙い15年ぶりに協調介入をしたと明らかになり、市場では追加介入に警戒感が高まっている。日米が歩調を合わせたことで歴史的な円安基調が反転するかどうかが注目される。
3日午前9時ごろは157円台後半を付けていたが、直後に2円ほど急上昇。その後は156円台まで戻した。「追加の介入が実施された」(市場関係者)との見方に対し、片山さつき財務相は「介入(の有無)について申し上げることはない」と記者団に述べた。
円相場は7月下旬に一時1ドル=164円に迫り、約39年8カ月ぶりの円安水準に下落していた。前週末からの協調介入を含めた一連の対応で、1週間で円相場は対ドルで8円超急伸した。
午後5時現在は前週末比3円44銭円高ドル安の1ドル=156円76~78銭。ユーロは3円77銭円高ユーロ安の1ユーロ=180円69~73銭。
