臨時休業や催し中止「70件」 夏休み直撃、観光に痛手

 熊本城を緊急視察する熊本市の大西一史市長(右)=7月31日、熊本市
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 震度7の地震が起きた熊本県で観光施設の臨時休業やイベントの中止が計約70件に上ることが3日、分かった。2016年の地震から10年の節目を迎え、復興促進へ大々的な観光キャンペーンを展開していたが、夏休みに地震が直撃し、観光業に痛手となった形。16年の地震では被害がなかった九州の他地域でも宿泊キャンセルが続出した。風評被害が懸念される。4日、地震発生から1週間となる。

 自治体や観光協会、イベントの公式ホームページなどで確認できる情報を集計した。熊本県の外国人宿泊者数は25年に延べ176万人を記録。10年間で約2・5倍に増えたが、訪日客の増加傾向に水を差す懸念がある。

 県内では9月末までの3カ月間、JRグループ各社や自治体が連携して「デスティネーションキャンペーン」を実施。県のPRキャラクター「くまモン」のラッピングを施した列車を走らせ、観光を盛り上げていた。熊本市内にはくまモンに会える施設があり、人気スポットの一つだが、くまモンは当面、活動を休止する。

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