ニチレイ障害、影響続く サイバー攻撃が物流直撃

 サイバー攻撃を受けたニチレイのシステム障害の影響は、16日も小売り大手や外食で続いた。一般には冷凍食品で知られるが、実は全国75カ所に冷蔵倉庫を保有し低温物流を支える業界の巨人。関連の取引先企業は約5千社に上る。出荷業務は17日から順次再開するものの、正常化までにどれだけの時間がかかるかは予断を許さない。

 ニチレイの2026年3月期の連結売上高は7161億円。うち冷凍の唐揚げなどでおなじみの加工食品事業が3342億円と最大で、低温物流はそれに次ぐ3010億円と全体の42%を占める。競合他社も含めて小売り、外食向けに商品の保管から配送までを手がけている。

 顧客の一つ、日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は納品に支障が出て店舗が臨時休業する恐れがあると14日発表。16日時点で休業はないが、営業時間を短縮した店舗があるという。「今後も状況に応じて休業する可能性はある」と明らかにした。

 イオンでも一部商品で欠品が続いている。

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