小6中3、国語「記述」課題続く 学力テ正答率、算数・数学5割台
文部科学省は16日、小学6年と中学3年を対象に実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の全国の平均正答率を公表した。国語は小中ともに記述式の平均正答率が他の問題形式より低く、中3では5割を切った。長年指摘されている自分の考えをまとめて書く力が今回も課題に。文科省は8月上旬に詳しい結果分析を公表する。
科目ごとの平均正答率は、小6は国語が61・1%、算数が56・6%。中3は国語が64・2%、数学が57・4%だった。問題が異なるため前年度と単純比較はできないが、2教科ともに小6は下回り、中3は上回った。
3年ぶり実施の中3英語は、今回からオンライン方式(CBT)で出題し、生徒ごとに異なる問題を解いた。
中3国語の記述式の平均正答率は45・9%で、前年度より約20ポイント上がったものの、選択式73・0%、短答式56・1%と比べ低かった。擬態語の効果などを記述する問題では、正答率が4割を切った。小6国語では選択式、短答式が6割を超えたのに対し、記述式は55・1%だった。
