仏極右ルペン前党首が出馬表明 27年大統領選、有罪判決後

 【パリ共同】フランスの極右政党、国民連合(RN)指導者のマリーヌ・ルペン前党首(57)は7日、2027年4~5月の大統領選に出馬する方針を表明した。これに先立ち、パリの控訴院は同日、公金不正受給の罪に問われたルペン被告の控訴審判決で有罪を言い渡したが、被選挙権の停止期間を一審判決から大幅に短縮し、被告の出馬が可能となっていた。

 25年3月の一審判決は被告に5年間の被選挙権停止などを命じ、大統領選への出馬を事実上禁じたため、控訴院の判断が注目されていた。ルペン被告は最新の世論調査で有権者の人気が高く、大統領選でも最有力候補の一人と目されている。被告の出馬は他の候補にとって脅威となりそうだ。

 ルペン被告は民放テレビTF1の番組で「今夜、私は大統領選の候補者になった」と述べた。大統領に就任すればRNのジョルダン・バルデラ党首(30)を首相に任命する方針も示した。被告が出馬を断念した場合、バルデラ氏が代わりに出馬する予定だった。

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