現存最古の神戸の民家が国宝に 能登地震で被災の灯台は重文

 神戸市の「箱木家住宅主屋」(同市提供)
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 文化審議会は22日、民家として現存最古の「箱木家住宅」(神戸市)と、現存最古級の「旧古井家住宅」(兵庫県姫路市)の2件を国宝に、2024年の能登半島地震で被災した「禄剛埼灯台」(石川県珠洲市)など6件の建造物を重要文化財に指定するよう文部科学相に答申した。文化庁によると、民家が国宝に指定されるのは初。

 箱木家住宅は、14世紀ごろ建築の主屋が対象。かやぶき屋根で軒が低く、ダム建設に伴い40~50年前に約70メートル移築された。箱木家は地域支配の一翼を担った有力者で、当時の住生活を知る上で「極めて深い文化史的意義を有している」とされた。旧古井家住宅は15世紀の建築。現在まで同じ場所にあり、中世の景観を伝える民家建築として高く評価された。

 重要文化財となる禄剛埼灯台は1883年、日本人技術者主導で建設した最初の本格的洋式灯台。能登半島の最先端部にあり、地震でレンズなどが破損した。

 他5件は、鉄造灯台では現役最古の「姫埼灯台」(新潟県佐渡市)や「氷川神社本殿」(埼玉県川越市)など。

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