米、戦闘機で港湾封鎖の突破阻む イラン、終結への合意案「検討」
【ワシントン共同】米中央軍は8日、米軍による港湾封鎖を突破してイランの港に入ろうとしたイラン船籍の石油タンカー2隻を同日に戦闘機で攻撃し、航行不能にしたと発表した。ホルムズ海峡付近では7日から散発的な衝突が続いた。イランメディアによると、外務省のバガイ報道官は、戦闘終結に向けて米国が提案した基本合意案の覚書について「検討を進めている。期限は気にしていない」と語った。
米中央軍によると、原子力空母を飛び立ったFA18戦闘攻撃機が石油タンカー2隻の煙突部分を精密誘導弾で攻撃した。いずれも石油を積んでいなかった。
イラン革命防衛隊に近いタスニム通信は8日、軍事筋の話として、ペルシャ湾での衝突は沈静化したと報じた。米軍が再び湾内に進入したり、イラン船舶を妨害したりすれば「断固とした対応を取る」と強調した。
トランプ米大統領は8日、覚書を巡るイランからの回答を同日夜にも受け取る見通しだと主張した。
トランプ氏は7日、双方の武力行使後も停戦が継続していると説明。双方の攻撃に触れ「ささいなことだ」と述べた。
