救命胴衣、船の内部に引っかかる 辺野古沖転覆で死亡の女子生徒
沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し2人が死亡した事故で、亡くなった同志社国際高(京都府)2年の女子生徒(17)が救助された際、裏返った船体の下から見つかり、着用していた救命胴衣が船尾付近に引っかかっていたことが19日、地元消防などへの取材で分かった。第11管区海上保安本部は当時の詳しい状況を調べている。
消防によると、救命胴衣の背中側の一部が、船尾の床にある収納スペースとみられる穴に入り込み、引っかかった状態だった。
事故は16日午前10時10分ごろに発生。捜査関係者によると、2番目に転覆した「平和丸」に乗っていた女子生徒は、1時間以上経過した同11時20分ごろ、消防隊員が潜水して救助した。海保が現場で救助活動を行っていたものの、潜水に必要な機材がなかったため、消防に応援を要請したという。
この生徒以外に2隻に乗っていた20人は、最初に転覆した「不屈」の金井創船長(71)=死亡=を含め海面に投げ出されており、同10時50分ごろまでに救助された。11管によると司法解剖の結果、女子生徒と金井船長は溺死だった。
