米とベネズエラ、外交関係を回復 19年以来、協力一層深化へ

 【ワシントン共同】トランプ米政権は5日、ベネズエラ暫定政権と外交関係回復で合意したと発表した。2019年に外交関係を断絶していた。経済再生の鍵を握るベネズエラの石油産業の立て直しに向けた協力を一層深める。トランプ大統領はベネズエラ再建を進め、成果として誇示したい考えだ。

 トランプ政権は今年1月、ベネズエラを攻撃して反米左派のマドゥロ大統領を排除した。副大統領だったロドリゲス氏が暫定大統領に就任して米国に協力する姿勢を示し、両国は在ベネズエラ米大使館の再開に向けて検討を進めていた。

 合意について米国務省は声明で「ベネズエラの安定促進や経済回復、政治的和解に向けた共同の取り組みを促すものだ」とした。

 発表に先立ち、トランプ氏は5日、ロドリゲス氏について「素晴らしい人物だ」と称賛した。

 トランプ政権は(1)国の安定化(2)復興(3)政権移行-の3段階でベネズエラの再建を想定。特に石油生産の回復に力を入れており、供給増で米国のガソリン価格の低下につなげたい狙いがある。

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