警察の懲戒処分、10年で最多 勤務中ゲーム「職務放棄」増加
2025年に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は337人(前年比98人増)で、直近10年で最多だったことが5日、警察庁のまとめで分かった。このうち逮捕者は64人(7人増)で、業務上の処分は102人(49人増)。勤務中にスマートフォンでゲームをするなどの「職務放棄」に当たる処分が増加傾向で、同庁は「指導・教養を徹底する」としている。
警視庁による機械製造会社「大川原化工機」の冤罪事件では、当時の捜査幹部2人は退職していたため「懲戒処分相当」となった。ストーカー被害を訴えていた川崎市の女性が殺害された事件では、神奈川県警幹部ら5人が懲戒処分となるなど、組織のチェック機能の欠如も露呈した。
処分理由で最も多かったのはセクハラや盗撮、不適切交際を含む「異性関係」で104人(26人増)。「窃盗・詐欺・横領等」が63人(11人増)、「職務放棄・懈怠等」が44人(37人増)と続いた。
都道府県警別では兵庫が50人で最多。神奈川34人、警視庁30人、大阪26人、福岡18人と続いた。
