失敗しない!セカンドカーおすすめ12選 維持費を抑えたいなら?走行距離が長いなら?…選ぶときのチェックポイントも解説
セカンドカーは、通勤や買い物、子どもの送迎、趣味など、1台目の車では使いにくい場面を補うために選ぶ車です。維持費を抑えたいなら軽自動車、走行距離が長いならコンパクトカーがおすすめです。本記事では、セカンドカーの失敗しない選び方と用途別のおすすめ車種を紹介します。
■セカンドカーはどんな車がおすすめ?
セカンドカーは用途や1台目との組み合わせで選ぶべき車種が変わり、基本的には以下のタイプや車種がおすすめです。
・通勤・買い物:軽・コンパクトカー(アルト、ミライース、ヤリス)
・子どもの送迎:スライドドア付き軽・小型車(N-BOX、スペーシア、ソリオ)
・長距離・高速走行:低燃費のコンパクトカー(アクア、ノート、フィット)
・趣味・アウトドア:小型のスポーツカーやSUV(コペン、ハスラー、ジムニー)
・1台目が大きい車:小回りが利く軽・小型車(ムーヴ、クロスビー、ルーミー)
軽自動車かコンパクトカーか迷った場合、街乗り中心なら軽自動車、長距離走行や5人乗車があるならコンパクトカーがよいでしょう。
■失敗しないセカンドカーの選び方
セカンドカーは、以下のステップで候補を絞っていくと失敗しにくいです。
1.まずは用途で選ぶ
2.1台目との組み合わせを考える
3.維持費を確認する
4.予算に合う購入方法を選ぶ
▽STEP1:まずは用途で選ぶ
以下のように、車は用途によって選ぶべき車や重視すべきポイントが変わります。
・通勤:燃費の良さ、運転のしやすさ、小回りの良さ
・買い物:小回りの良さ、荷物の載せやすさ
・子どもの送迎:車内の広さ、乗降性(スライドドア)、安全性
・趣味:デザイン、走る楽しさ、積載性
・長距離・高速走行:燃費の良さ、走行安定性、疲れにくさ
用途を明確にすると、自分に合ったボディタイプを選びやすくなります。
▽STEP2:1台目との組み合わせを考える
セカンドカーは、1台目と異なる強みを持った車を選ぶべきです。以下に、1台目のボディタイプや用途に応じた選定基準をまとめました。
・1台目がミニバン:コンパクトで小回りの利く軽・小型車
・1台目がSUV:街乗りしやすく燃費のよい軽・小型車
・1台目がセダン・ワゴン:実用性に優れたスライドドア車や軽・コンパクトカー
・1台目が軽自動車:5人乗車や長距離移動に対応しやすい普通車
・1台目が趣味車:買い物や送迎にも使いやすい軽・コンパクトカー
1台目と役割分担をすれば、運転のしやすさや維持費のバランスを取りやすく、それぞれのメリットも活かせます。
▽STEP3:維持費を確認する
車2台では維持費がかさむため、セカンドカーは維持費の安い車にするのがおすすめです。たとえば、軽自動車とミニバンでは、維持費に以下のように差が出る可能性があります。
【スズキ ワゴンR FX 2WD/軽自動車】
・ガソリン代:19万6428円
・税金:5万9466円
・任意保険:7万320円
・車検法定費用目安:2万6640円
・車検点検料金:3万5970円
・メンテナンス費目安:16万9500円
・3年間合計:55万8324円
・1年間の維持費:18万6108円
【日産 セレナ ハイウェイスターGF27 2WD/ミニバン】
・ガソリン代:28万5000円
・税金:10万8000円
・任意保険:7万9320円
・車検法定費用目安:5万3050円
・車検点検料金:3万9270円
・メンテナンス費目安:16万9500円
・3年間合計:73万4140円
・1年間の維持費:24万4713円
※年間走行距離1万km、レギュラーガソリン171円/Lとして計算。燃費消費率は新車時のカタログ燃費での値。2022年4月1日~2023年3月末までに購入したとして計算。自動車保険は35歳以上、14等級、全車車両保険価格以外は同条件にて見積もり。
車検点検料はガリバーの車検サービスを利用した場合の目安費用。保安基準不適合箇所やその他不具合箇所等交換作業工賃や部品代は含まない。メンテナンス費用は洗車2000円/月、オイル交換5000円/6カ月、バッテリー交換2万円/2年、タイヤ交換を5万円/4年で行ったとして計算。上記はあくまで参考値です。詳しくは車販売店でお見積もりの際にご確認ください。
一般に、維持費はボディの大きな車ほど高い傾向があります。そのためセカンドカーには、軽自動車やコンパクトカー、SUVやミニバンでも小型の車種がおすすめです。特に軽自動車は税金が安く、維持費を抑えやすいです。
▽STEP4:予算に合う購入方法を選ぶ
最後に、予算に合う購入方法を検討しましょう。同じような車でも車種によって価格は異なりますし、新車・中古車での差も大きいです。
なお、「中古車は古くて心配」という人もいますが、実際は高年式で状態のよい車も多いです。登録済み未使用車のように、登録だけ済ませて走行に使っていない車もあります。
■通勤・買い物におすすめの車
通勤や買い物が中心なら家族での使い勝手よりもコスパを重視し、車両価格や維持費の安い車を選ぶとよいでしょう。
▽スズキ アルト(軽)
・新車時価格:114.3万円~170万円
・中古車相場:5万円~169.9万円
・おすすめポイント:低価格、低燃費、デザイン性
アルトは車両価格と燃費のバランスの良さが魅力で、マイルドハイブリッド搭載モデルの最高燃費は軽トップの28.2km/L(WLTCモード)です。上位グレードの燃費性能のよさを考えると、中距離の通勤におすすめします。
【利用者口コミ】
通勤中に道路が混んだときによく狭い抜け道を通るのですが、サイズの小さいアルトはとても走行しやすかったです。実燃費は市街地の道路で1リットル20km以上、高速道路で25km以上と非常に良かったです(30代男性)
▽ダイハツ ミライース(軽)
・新車時価格:99.2万円~144.6万円
・中古車相場:5万円~119万円
・おすすめポイント:低価格、低燃費、高い安全性能
走行距離が短めで「とにかく低コストに抑えたい」という人におすすめなのが、ミライースです。新車時価格はどの車より安く、最高燃費も25.0km/L(WLTCモード)で低燃費です。
安くても基本的な安全装備は整っており、ちょっとした移動の足に最適な一台とえます。
【利用者口コミ】
低価格で購入できる軽自動車を探していたところ、ミライースにたどり着きました。車高の低い軽自動車でありながら、デザインはスタイリッシュでかっこいいです(30代男性)
▽トヨタ ヤリス(コンパクト)
・新車時価格:169.7万円~299.4万円
・中古車相場:69.9万円~306.8万円
・おすすめポイント:低燃費、スポーティな走り
ヤリスにはガソリン車とハイブリッド車の選択肢があり、ハイブリッド車は国産車トップの燃費性能(最高燃費36.0km/L、WLTCモード)を誇ります。維持費の安さが大きな強みです。
全長3950mmのコンパクトなボディでキビキビと軽快に走り、スポーティな走りを求める人にも向いています。ただし、後席は狭くファミリー利用には適していません。
【利用者口コミ】
とにかく燃費がよくてリッターで29kmくらい走ってくれます。街乗りに最適なクルマですが、それでいて高速道路や峠道などもこなしてくれます。よく曲がりよく止まるクルマの代表格という感じですね(30代女性)
▽その他のおすすめ
通勤や買い物用でもデザインにこだわりたいなら、スズキ ラパンやダイハツ ムーヴキャンバスもおすすめです。どちらもボディカラーの選択肢が豊富で、デザイン性に優れています。
さらに、ラパンは燃費が良く、ムーヴキャンバスはスライドドアを搭載しています。
■子どもの送迎におすすめの車
子どもを乗せるのであれば、チャイルドシートを載せたり、ベビーカーを積んだりと車内空間の広さが必要です。乗り降りのしやすさやドアパンチの危険も考慮すると、スライドドア車がおすすめです。
▽ホンダ N-BOX(軽)
・新車時価格:173.9万円~247.5万円
・中古車相場:5万円~290万円
・おすすめポイント:車内の広さ、高い安全性能、上質感あるデザイン
新車販売台数で長年首位のN-BOX。広いだけでなく、予防安全装備「ホンダセンシング」を全車標準装備し、シンプルで洗練されたデザインも好評です。
先代モデルでも十分に総合力が高いので、コスト重視なら中古での購入をおすすめします。
【利用者口コミ】
ベビーカーも折りたたまなくても大丈夫ですし、雨の日や寒い日の子どもの着替えを手伝う際も車内でできました。赤ちゃんのおむつ替えもできました。大きくかがんで腰を痛めることがありません(40代女性)
▽スズキ スペーシア(軽)
・新車時価格:153万円~219.3万円
・中古車相場:5万円~239.3万円
・おすすめポイント:車内の広さ、低燃費、実用性の高い後席
現行モデルのスペーシアは、優れた燃費性能と実用性の高い後席が魅力です。全車マイルドハイブリッド搭載で、最高燃費はクラストップの25.1km/L(WLTCモード)を記録。上位グレードは後席にアームレスト、さらにオットマンや荷物ストッパーになる「マルチユースフラップ」も装備しています。
【利用者口コミ】
フロントガラスが広いので視野が広く取れ運転しやすいです。また、後部座席が両側スライドドアなので駐車した際にサイドの車にドアをぶつけないか心配しなくて良いのも嬉しいです(40代女性)
▽スズキ ソリオ(コンパクト)
・新車時価格:192.6万円~264.9万円
・中古車相場:5万円~364.9万円
・おすすめポイント:車内の広さ、低燃費、5人乗り
軽自動車で少し手狭な場合は、コンパクトカーのトールワゴンがおすすめです。なかでもスズキのソリオは、全車マイルドハイブリッド搭載で燃費性能が優れており、デザインも標準車とバンディットの2種類から選べます。
中古ではストロングハイブリッドやガソリン車も選べるので、予算に応じて購入車両を決めましょう。
【利用者口コミ】
荷物を載せていない時には、後部座席を一番後ろまで下げると足元がゆったりして足を投げ出して座れます。後部座席を倒すと自転車が積めるのには驚きました。すっごく便利で買って良かったです(40代女性)
▽その他のおすすめ
スライドドア車は人気が高く、軽自動車・普通車ともに選択肢が多いです。なかには、ライバルにない特徴を備えた車もあります。
たとえばダイハツのタントは、助手席側のBピラーがなく、助手席と後席のスライドドアを開くと大開放空間が出現します。大きな荷物を積みたい人や、外の空気を吸いながら車内で寛ぎたい人におすすめです。
■長距離・高速走行におすすめの車
長距離走行や高速走行をする人には、軽自動車よりも走行安定性が優れ、本格的なハイブリッドシステムも搭載できるコンパクトカーがおすすめです。
▽トヨタ アクア(コンパクト)
・新車時価格:243.2万円~302.3万円
・中古車相場:9.2万円~352.3万円
・おすすめポイント:低燃費、快適な乗り心地
アクアは全車ハイブリッドシステム搭載ながら、車両価格が抑えられています。燃費はヤリスのハイブリッド車に次ぐ良さで、最高34.3km/L(WLTCモード)です。
2025年9月のマイナーチェンジで見た目が大きく変わり、安全装備も強化されましたが、2代目前期や初代も実用性が高く人気です。
【利用者口コミ】
今まで燃費の良さに評判のある色んな車に乗って来ましたがアクアほど燃費の良い車に出会ったことはありません。 走行中のブレも非常に少なく長距離運転をしても疲れることがほとんどない状態です(40代男性)
▽日産 ノート(コンパクト)
・新車時価格:232.9万円~310.9万円
・中古車相場:5万円~350万円
・おすすめポイント:低燃費、静かな走り、加速の滑らかさ
ノートは日産のハイブリッドシステム「e-POWER」を全車搭載。エンジンで発電し、その電力で走行するため、電気自動車のような静かさと滑らかな加速性能を有しています。
高速道路を利用する人には、プロパイロットを搭載できる点も魅力です。中古車も数多く流通しているので、プロパイロット搭載モデルがないか確認してみることをおすすめします。
【利用者口コミ】
足元が広めに設計されているので、長時間の運転でも快適に過ごすことができます。ラゲッジスペースもとても広く収納するのに困ることはないので旅行や長距離の移動をするときは積極的に運転をしています(40代男性)
▽ホンダ フィット(コンパクト)
・新車時価格:177.6万円~292.9万円
・中古車相場:5万円~288.3万円
・おすすめポイント:低燃費、広い後席、前方の視界の良さ
フィットはホンダ独自の技術「センタータンクレイアウト」を採用し、後席のゆとりを確保しています。走行安定性にも優れ、ファミリーでの長距離移動におすすめの一台です。
ハイブリッド車の最高燃費は30.2km/L(WLTCモード)で、前方の視界が開けていて運転もしやすいです。中古車の流通量が多いので、在庫も確認してみましょう。
【利用者口コミ】
我が家は4人家族です。子どもが小さいので車が必要、でも駐車場の関係で大きい車は置けない。あとは絶対燃費のいい車が欲しい!という希望から探してたどり着いたのがフィットでした。コンパクトすぎるかな…と思って試乗したらびっくり!中は見た目と違ってとても広く感じました(40代女性)
■趣味・アウトドアにおすすめの車
今回は、ドライブ向きの軽スポーツカーとアウトドア向きの軽SUVを紹介します。
▽ダイハツ コペン(軽)
・新車時価格:198.3万円~255.6万円
・中古車相場:5万円~305.6万円
・おすすめポイント:低価格、維持費の安さ
スポーツカーでありながらコスパに優れたコペン。軽自動車なので維持費が安く、最高燃費も19.2km/Lと良好。車体が小さい分だけ走行にも軽さがあり、加速力も優れています。現行モデルは2026年8月に生産終了予定で、今後は中古での購入が中心となります。
【利用者口コミ】
最大の特徴「オープン」は、ドライブする上で特別な感覚を味わうことができます。季節それぞれに対するオープンカーの楽しみ方があり、春はさわやかな風、夏は灼熱の太陽、秋は紅葉、冬は空気が澄んだ空を見上げて、とオープンカーにしか体験できない価値があります(30代男性)
▽スズキ ハスラー(SUV)
・新車時価格:151.8万円~197.2万円
・中古車相場:12万円~217.2万円
・おすすめポイント:低燃費、優れた実用性、個性的なデザイン
ハスラーは街乗りにもアウトドアにも適したバランス型の車です。カッコ可愛いデザインでカラーバリエーションも豊富なので、好みの見た目を選びやすいのも魅力といえます。
現行モデルは全車マイルドハイブリッド搭載で、最高燃費は25.0km/L(WLTCモード)です。適度な悪路走破性を備え、車中泊に使う人もいます。
【利用者口コミ】
ガソリンエンジンだが、普通車より燃費がよく意外と距離を走れるので、燃料費がかからない。また、車高が高く、4WDであれば積雪がある雪道でも意外と走れるので、雪国に住んでいる身としては頼りになります(30代男性)
▽スズキ ジムニー(軽)
・新車時価格:191.8万円~216万円
・中古車相場:5.9万円~320万円
・おすすめポイント:低価格、維持費の安さ、高い悪路走破性
軽自動車でありながら本格オフローダーのジムニー。高い悪路走破性を有する車は車両価格も維持費も高いのが一般的ですが、コストを抑えられる点が大きな魅力です。
また、小さいからこそ扱いやすく、男女問わず人気が高いです。新車は納期が長くなりがちなので、急いで買いたい場合は中古車も検討しましょう。
【利用者口コミ】
キャンプやアウトドアに行く人にとって、最適な車です。走行性能が高いので、舗装されていない道などでも問題なく走ることができます。小型なので小回りも効きます。車高も高いので、周りをよく見渡すことができて、操作性も高いです(20代男性)
■軽自動車とコンパクトカーはどっちがいい?
軽自動車とコンパクトカーはそれぞれにメリット・デメリットがあり、「どちらがいいか」は用途によって変わります。
【軽自動車】
・新車時価格の目安:約100万円~250万円
・維持費:◎ 特に税金が安い
・燃費:〇 軽量で燃費が良い
・乗車定員:4人
・荷室の広さ:△ コンパクトカーより狭め
・運転のしやすさ:◎ 狭い道や駐車場も楽
・長距離・高速道路:△ パワー不足を感じやすい
【コンパクトカー】
・新車時価格の目安:約170万円~300万円
・維持費:〇 軽自動車より高い傾向
・燃費:〇~◎ ハイブリッド車は特によい
・乗車定員:5人
・荷室の広さ:〇 軽より余裕がある
・運転のしやすさ:〇 普通車の中では扱いやすい
・長距離・高速道路:〇 走行安定性や静粛性に優れる
近距離中心で維持費を抑えたいなら軽自動車、高速道路や長距離移動も多いならコンパクトカーがおすすめです。
■セカンドカーに関するよくある質問
ここでは、セカンドカーに関してよくある質問に回答しています。
▽Q.セカンドカー割引とは?条件は?
セカンドカー割引は、2台目以降の自動車保険を通常より1つ進んだ等級から契約できる制度です。通常は6等級のところ、7等級から始められるため、保険料を抑えられます。
一般的な適用条件は以下の通りです。
・1台目の自動車保険が11等級以上である
・1台目も2台目も契約者・記名被保険者・車両所有者が個人である
・1台目も2台目も自家用車である
・2台目の記名被保険者や車両所有者が、本人または配偶者、同居親族である
詳しい条件は、事前に保険会社に確認しましょう。
▽Q.セカンドカーの維持費はいくら?
維持費は車種や走行距離によって異なりますが、軽自動車で年間15万~30万円前後、ミニバンやSUVはさらに高くなる傾向があります。主な維持費には、以下があります。
・自動車税/軽自動車税
・自動車重量税
・保険料(任意保険/自賠責保険)
・ガソリン代
・車検費用
・メンテナンス費用
・駐車場代
特にセカンドカーは、購入価格だけでなく維持費も含めて検討することが大切です。
▽Q.セカンドカーは無駄?後悔しない?
セカンドカーは、用途が曖昧なまま購入すると「思ったより乗らない」「維持費ばかりかかる」と後悔する場合があります。一方で、たとえば以下のようなケースで用途を明確にして購入すると、無駄になりにくいです。
・ミニバンが大きく運転しづらい → 軽自動車を購入
・通勤用に燃費の良い車が欲しい → コンパクトカーを購入
・送迎用に新たな車が必要 → 小型のスライドドア車を購入
1台目との役割分担を意識して選ぶことが、後悔を防ぐポイントです。
(まいどなニュース/norico)
