「素敵なお宿に大満足」宿泊客の感謝がつづられたレシート裏の手紙 布団もていねいにたたまれて…スタッフ感激「宿をやってよかった」
チェックアウト後の客室に、きれいに畳まれた布団とレシートの裏に書かれた手紙が残されていました。手紙には棚のネジが外れてしまったことへの謝罪と「素敵なお宿を提供してくださって、ありがとうございました」という感謝の言葉が。この光景を「こんな人でありたい」という言葉を添えて宿のスタッフがThreadsに投稿したところ、245万件のインプレッションを記録し反響を呼んでいます。
投稿したのは、熊本県山鹿市でお茶屋と宿を営む、Natsuki Oyamaさん(@natsuki080)。いつものように客室の清掃に入った際、Natsukiさんはまず、玄関のスリッパがきれいに整えられていることに気づいたといいます。「わぁ、ていねいに使ってくださったんだな」とうれしく思いながら片付けをしていたところ、レシートの裏へ書かれた手紙がテーブルの上に置かれているのを発見したのだそう。読み終えたあとは、なんとも言えない温かい気持ちになったといいます。
「宿を始めてまだ間もない中で、『この宿をやってよかったな』と素直に思えた瞬間でした。『宿をきれいに使おう』とか、『感謝をきちんと伝えよう』という気持ちが自然にわいてくる方なのだろうと感じ、またこういう方に来ていただける宿でありたいと思いました」
宿泊業ではトラブルやマナーの問題が注目されがちですが、実際にはこうした温かいやりとりもたくさんあると、Natsukiさんは話します。
「今回の投稿をきっかけに、"人ってやっぱり温かいな"と感じてくれる人が少しでも増えたら、うれしいです」
Natsukiさんは、家業のお茶屋として地元で長く商売してきた経験を活かし、「日本茶や山鹿の文化をゆっくり味わえる宿」を目指して一棟貸し宿「tomori」を始めました。山鹿は温泉や灯籠、お茶、食文化など魅力の多い町ですが、有名観光地のように派手ではないからこそ、「ゆっくり滞在して初めて、よさが分かる」といいます。
「観光地を巡るだけではなく、この町の空気や時間の流れそのものを楽しんでほしいです。これからも、宿単体ではなく、町全体を楽しんでもらえる場所を目指していきたいです」
