「付き合い悪いよね」 同僚からの飲みの誘いを断った女性 人間関係にちょっとお疲れの人に知ってほしいこと【漫画】

相手に合わせようと頑張るほど疲れてしまったり、自分ばかりが無理しているように感じたりすることがあります。そんな人付き合いの難しさに対する考え方を描いたB.B軍曹さんの作品『人間関係がうまくいく最大のコツ』が共感を集めています。

それは、作者が同僚から飲みの誘いを受けた時のことです。予定があったため断ったものの、相手から「また?付き合い悪いよね」と言われてしまいます。気を遣ったつもりだったのに誤解されてしまい、「人付き合いって難しいな」と落ち込む作者は、帰宅後にその出来事を夫に相談します。

すると夫は、「人付き合いで意識しているのは凸凹(デコとボコ)」と、不思議なことを言い始めました。自分の苦手な部分を“凹”、相手の得意な部分を“凸”と考え、お互いに埋め合うことで関係はうまく回るのだと言います。凸と凹が合わさって正方形になる、それが“お互い様”なのだと話します。

例えば夫自身は、戦略を考えることは得意でも、その後の細かなフォローは苦手なのだそうです。だからこそ、フォローはそれが得意な部下に任せているといいます。さらに夫は、もし攻撃的な相手と関わらなければならない場合は、「反面教師」という役割を与えればいいと続けるのでした。相手がストレス発散をしている間、自分は“学び”として受け取ればいいのだと考えているそうです。

作者たち夫婦も、クリエイティブな発想が得意な作者と、ロジカルに考えるのが得意な夫で役割分担が自然とできています。そして夫は、人間関係とは完璧に分かり合うことではなく、「この場面ならお互い力になれる」という部分を人それぞれ増やしていくことが大切と語るのでした。

同作について、作者のB.B軍曹さんに詳しく話を聞きました。

■得意を自然に分担して成り立つ夫婦関係

ー「お互い様=凸凹が合わさって正方形になる」という言葉にどう感じましたか?

最初に聞いた時、「人間関係ってやっぱり助け合いなんだな」と腑に落ちました。昔は、人に頼らず全部自分でやりきらなきゃと思っていましたが、夫は「埋め合えばいいじゃん」と言うのです。欠点を責め合うのではなく、得意(長所)を持ち寄るという考え方を知ってから、「ちゃんとしなきゃ」という力みが減って、人付き合いがかなり楽になりました。

ー軍曹さんは「クリエイティブ」、旦那さまは「ロジカル」とありましたが、日常生活でも“凸凹が噛み合っている”と感じる瞬間はありますか?

私が直感でアイディアをどんどん出して、夫がそれをフォーマット化し整理、2人でそれを形にしていく。お互い、苦手なことを無理に同じように頑張るのではなく、得意を自然に分担している感覚です。多分、同じタイプ同士だったらここまで噛み合っていなかったと思います(笑)

ー「この人とは凸凹がうまく合うな」と感じる相手にはどんな共通点がありますか?

違いを責めない人とは、すごく凸凹が合いやすい気がします。私は考え込みやすいタイプなんですが、仲のいい方々はそれを「面倒」ではなく、「慎重だからこそ細かいところまで気づける」と受け取ってくれたのです。ただ、私は「自分に合う人だけを選べばいい」とは思っていません。人によって助け合える部分もあれば、別の誰かの方が力を発揮できる場面もある。それぞれの凸凹をうまく活かし合えた時、人間関係って自然とうまく回るのだと思っています。

(海川 まこと/漫画収集家)

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