4割が「元恋人からのプレゼントや一緒に買った物、まだ持っている」と回答 捨てられない理由は?

元恋人からのプレゼントや一緒に買った物…「前に進まなくては」とわかっていても処分できずにいる人も多いのではないでしょうか。株式会社優(埼玉県川口市)が運営する『粗大ゴミ回収サービス』が実施した「元恋人の思い出の品の処分」に関する実態調査によると、約4割が「思い出の品をまだ持っている」と回答し、不用品処分は単なる「部屋の片付け」ではなく、過去の記憶と向き合い、心の整理をつけるための大切な儀式であることが浮き彫りとなりました。

調査は、元恋人の私物やプレゼントを捨てられずに保管した経験がある全国の成人男女500名を対象として、2026年4月にインターネットで実施されました。

「別れてからその品物を処分するまで、どのくらいの期間保管していましたか」と聞いたところ、「まだ持っている」(41.6%)が最も多い結果となりました。

他方、すでに処分した人の中でも、「1年~3年未満」(17.6%)や「半年~1年未満」(13.0%)、「5年以上」「3年以上~5年未満」(いずれも10.4%)と、多くの人が年単位で手元に残しており、関係が終わっても物に宿った思い出とは簡単に決別できないという人間の複雑な心理が表れています。

ちなみに、「保管していた(している)物のジャンル」としては、「アクセサリー・貴金属」(37.7%)が最も多くなったほか、「手紙・写真・プリクラ」(25.6%)、「衣類・バッグ」(19.1%)が上位にあがり、「別れたからといってすぐに捨てるのはもったいない」という心理と「思い出が詰まっているから捨てられない」という感情的な理由の二つの強い引力が働いていることが示されました。

「相手の私物やプレゼントを処分する際のハードル」を聞いたところ、「見ると当時の記憶がよみがえってつらい」(47.7%)が約半数を占めたほか、「処分の手続きが面倒」(10.2%)、「相手がいつか返してと言いそうで怖い」(9.9%)といった回答もあげられ、処分を妨げる最大の壁は、物理的な手間ではなく、自分自身の「感情」であることがわかりました。

また、「処分すると決めたきっかけ」については、「新しい恋人ができた・結婚が決まった」(27.0%)、「相手への未練が完全になくなった」(23.2%)、「相手のことを忘れるため」(18.1%)が上位となり、過去の象徴である思い出の品を手放すことは、新しい未来へ踏み出すための「卒業証書」のような役割を果たしていることがうかがえました。

最後に、「処分した後の心境の変化」について聞いたところ、多くの人が「スッキリした」(74.1%)と回答したのに対して、「さびしさが募った・後悔した」(3.7%)は少数派となり、処分する前は「見るとつらい」「捨てられない」と悩んでいた品物も、いざ手放してしまえば、残るのは後悔ではなく圧倒的な解放感であることが示唆されました。

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