プラ削減を謳う一方で弁当箱は「二重底」 ビニール袋やストロー廃止の一方で続く「過剰」に疑問を呈する投稿が反響呼ぶ

コンビニやスーパーの商品に見られる二重底の弁当箱への疑問がSNS上で大きな注目を集めている。「弁当の上げ底はもはや『別にいいよそれで』くらいの感覚だけれど、こーゆー二重底をやっている店が『プラスチック資源削減のためにビニール袋の配布を廃止しております』とか店内放送で流してるとどの口でソレ言うかとか思っちゃう」と問いかけたのは同人作家でコスプレイヤーの雷電定之丞さん(@sylvania_raiden)。

たしかにビニール袋を有料化したりストローを廃止することがSDGsで自然にやさしいのだとさんざん言ってきた流通業界が、なぜ弁当箱に限っては上げ底にしたり二重底にして過剰なプラスチックを使うのだろうか。

今回の投稿に対しSNSユーザーたちからは、

「上底やめたほうが資源保護できそう。てか法で禁じて欲しいアレ。次に腹立つのは下にレタスが敷いてあるとおもったら絵のやつ。怒りが湧いてくる。何らかの法で規制するべき」

「しかも、元々は『森林保護のために』プラ化を進めてたのよね。それが今になって紙のストローだの紙の蓋だのに置き替えてるのを見ると、なんだかなぁと思ってしまう。」

「リピーター頼みのはずの地元スーパーでもこれをやるから客はなめられてるよな。 不信を買っても結局は客が離れられないことをわかっているからだ。 都会であれば他の店もあるかもしれないが、上げ底カルテルをやられると客に選択肢はない」

といった多くの共感の声が寄せられる一方で、

「強度を出す構造を共通化することで、カスタマイズ可能なレイアウト部分の省資源化により廃盤時の廃棄を減らし、設計の工数とコストを削減できるメリットはある気がします」

「これね、温めたあとで持っても熱くないんだよね1枚ものと比べて。薄くして二重にすることで量を変えることなくベコンベコンならずに強度保ってるんじゃないかな。知らんけど」

「セブンの上げ底容器、あれはレンジで均一に暖まる工夫なんだけど、なんで反論しないのか中の人に聞いたところ『どうせ何言っても炎上するだけだから放っておく』ということでした」

といった反論の声も目立った。

雷電さんにお話を聞いた。

ーーこの弁当について。

雷電:ある全国展開のスーパーで購入しました。「あさりご飯とハンバーグ弁当」のような名前だったと思います。中身はあさりの炊き込みご飯、ハンバーグ、付け合わせのスパゲッティとコーンです。

味は大変美味しかったのですが、当方大食漢のため、やはりご飯が少なく感じてしまいました(笑)。斜めに盛り上がる底を見るとなおさらそう感じてしまいます。ただ上げ底であることは納得ずくで購入しているので、ガッカリしたりはしませんでした。

ーーご投稿に対し大きな反響がありました。

雷電:上げ底そのものよりも、二重構造のプラ容器を使いながらレジ袋有料化で環境保護をしていると主張するダブルスタンダードに腹を立てている方が多いのはうれしかったです。自分も今回の投稿では、それを主張したかったのです。

強度、レンジ加熱、コスト等であの容器が今の最適解なのかもしれませんが、現在の技術レベルにおけるエコロジーは「みんながちょっとずつ負担し、みんながちょっとずつ不便を受け入れることで、環境破壊を先延ばしする」だと思っています。なのでレジ袋有料化のようにエコロジーを口実に自己負担のみを下げるやり方は、俺は好きではありません。そもそもエコロジーってもっと大きい規模のトータルで収支を合わせるものだと思いますし。

◇ ◇

読者のみなさんは雷電定之丞さんが投げかけた疑問についてどう感じるだろうか。

なお雷電さんは函館市とゴールデンカムイとのコラボ「#黄金に染まる函館」を応援。関連したコスプレもおこなっているので、ご興味のある方はぜひXの投稿などでチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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