未婚者の生活満足度、既婚者を下回る ソロ活の充実度は未婚者が圧勝

現在の生活に「満足している」未婚者は過半数を占めるものの既婚者を下回る--そんな調査結果が、株式会社リスミィ(大阪府大阪市)による「独身の満足度調査」でわかりました。調査からは、未婚者が現状の自由を楽しむ半面、将来への不安を一人で抱え込みやすい傾向が見えてきました。

調査は、全国の20~49歳の未婚者361人、既婚者323人を対象として、2026年4月にインターネットで実施されました。

まず、「現在の生活(仕事やプライベート、人間関係など)に対する総合的な満足度」について、「満足している」と答えた割合を見ると、既婚者が68.8%であったのに対し、未婚者では56.7%にとどまり、12.1ptの差が見られました。

「現在の生活に満足している理由」を聞くと、未婚者は「趣味や一人の時間(ソロ活)が充実しているから」(62.8%)、「自分のための時間が十分にあるから」(44.6%)、「自分が自由に使えるお金が十分あるから」(33.8%)が上位に挙がりました。

一方、既婚者では「自分のための時間が十分にあるから」(40.4%)、「子どもの成長や家族との生活が充実しているから」(39.0%)、「趣味や一人の時間(ソロ活)が充実しているから」(36.6%)が上位となり、既婚者における満足の源泉が、個人の時間から家族とのつながりまで多岐にわたるのに対し、未婚者は「ソロ活」をはじめとする自身の自由な時間に大きな充実感を見出していることが見て取れました。

反対に、現在の生活に「満足していない」と回答した未婚者の理由としては、「将来のライフプランが見えないから」(55.7%)、「自分が自由に使えるお金が十分にないから」(50.7%)、「仕事がうまくいっていない・不満があるから」(32.7%)が上位となり、現状の経済的なゆとりのなさに加え、今後の人生設計が見通せないことが、日々の生活において大きな不安に繋がっていることがうかがえました。

また、「将来の生活(結婚や、独身で生きていくことなど)に不安や悩みを感じる」とした未婚者は、20代で78.6%、30代が76.9%、40代が79.2%と、年代が上がるにつれて増加しており、ライフステージの変化に伴い、「結婚するか、独身で生きていくか」といった今後のライフスタイルについて考える機会が増えることが、将来に対する不安の強まりに影響している様子がうかがえました。

そこで、「不安や悩みの相談状況」を調べたところ、未婚者では「誰にも相談していない(一人で解決する、抱え込むなど)」(40.3%)が最も多くなったのに対して、既婚者では「友人や家族など身近な人に相談している」(31.9%)が最多となり、「誰にも相談していない」(27.4%)は3割弱にとどまりました。

これを未婚者の年代別に見ると、「誰にも相談していない」と答えた割合は20代の33.7%から年齢とともに増加し、30代・40代では半数近くに達する一方で、20代は「第三者(専門家や相談サービスなど)への相談」(26.5%)が他の年代を大きく上回り、年齢を重ねるほど悩みを抱え込みやすくなる反面、若い世代ほど外部サービスを活用して不安に対処する傾向がうかがえました。

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【出典】

▽株式会社リスミィ/【独身の満足度調査】“ソロ活”で充実も、約8割が「将来への不安」あり?一人で抱え込まずに前を向くための環境づくり

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