家賃の値上げ、許容は「月5000円まで」が7割 納得できるアップの理由は?
みなさんは、家賃が上がる場合、いくらまでなら許容できますか。株式会社AZWAY(東京都豊島区)が実施した「家賃」に関する調査によると、「月5000円まで」が最多となりました。
本調査は、10~60代以上の男女300人を対象として、2026年1月にインターネットで実施されました。
「現在の家賃(管理費・共益費込み)」を聞いたところ、「5~7万円」「7~10万円」(いずれも23.7%)が最多となりました。
なお、「10~15万円」(12.3%)など、10万円以上は合計14.7%で、関東に限ると28.7%となり、エリアによる家賃負担感の差がうかがえました。
「家賃の値上げ経験(更新料を除く)」を聞いたところ、全体の15.0%が「ある」と回答。
そこで、「これまでで一番大きかった値上げ幅」を自由記述で聞いたところ、「5000~9999円」(33.3%)、「3000~4999円」(26.7%)、「2000~2999円」(15.6%)が上位となり、中央値は4000円でした。
「家賃が上がる場合に許容できる金額」については、「+1000~+3000円」(34.0%)、「+3000~+5000円」(21.3%)、「~+1000円」(14.3%)など、約7割が「月5000円まで」(69.7%)と回答した一方で、「原則受け入れない(交渉or退去)」(20.7%)という人も一定数見られ、値上げの幅や説明次第では住み替えを選択する層がいることがわかりました。
「家賃の値上げで納得感がある理由」としては、「周辺相場が上がったため」(25.0%)、「建物の老朽化・修繕費が増えたため」(24.0%)、「管理サービスの質が上がったため」(16.3%)といった回答が上位に挙がったものの、約4人に1人が「特に納得できる理由はない」(24.3%)と回答し、家賃の値上げそのものに強い拒否感を持っている実態が浮かび上がりました。
家賃値上げに関する率直な意見を求める自由記述では、「数千円なら仕方ないが、1万円超えたら引っ越しを検討する」「家賃は毎月の固定費なので、少しの値上げでも年間では大きな負担」「一方的な値上げ通知ではなく、交渉の余地があるのか知りたい」といった声が寄せられ、家賃の値上げが単なる金額の問題ではなく、生活設計全体の見直しを迫る出来事として受け止められていることがうかがえました。
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【出典】
▽株式会社AZWAY/【これまで家賃を値上げされたことある?】回答者300人アンケート調査
