角を立てずに自分の要望を主張するには? すべての人間関係に活かせる一流の交渉術【漫画】

「気まずさ」と「不満」の間で、私たちは日々揺れ動いています。自分の意見を言いたくても角が立ってしまうから…そんなモヤモヤも少なくありません。B.B軍曹さんが投稿した「相手が思い通りに動く魔法の話し方」では、モヤモヤの解消法を投稿しています。

作者が美容院を訪れた際のこと。カットを終えた美容師さんから「いかがですか?」と鏡を見せられます。心の中では「もう少し短くしてほしい」と思うものの、自信満々の美容師さんを前に躊躇します。ここで要望を伝えて気まずくなるか、それとも我慢してモヤモヤを抱えたまま帰るか…と悩んだ末、作者は後者を選ました。

この出来事について「交渉には鋼のメンタルが必要」と作者は夫に相談します。すると夫は、独自の「壁」の捉え方を語り始めました。彼が言うには「壁にぶつかったとき、三流は諦め、二流は挑み、一流は『壁なんてなかった』ことに気づく」というのです。夫が説く一流のやり方とは、「相手を立てるか、自分を通すか」という二択ではなく、「相手を立てながら自分の希望も叶える」道を探すこと。その具体的なコツが「全肯定+提案」です。

まずは相手の仕事をしっかり褒め、その上で「自分のセットの癖」などを理由に修正を提案します。相手の技術やセンスを否定せず、あくまで「自分側の事情」として要望を伝えることで、角を立てずにお互いを味方にできるのです。

読者からは「凄い表現力、勉強になります」「視点を変えることがなかなかできないので、私はそこからの修行が必要です」など、さまざまな声があがっていました。そんな同作について、作者のB.B軍曹さんに詳しく話を聞きました。

■構図を変えて、相手を「味方」にする技術

ーこの話を「一流」「二流」「三流」で表現された理由はありますか?

これは、相手をランク付けするのではなく、「壁に当たった瞬間の脳内」を見える化したかったからです!多くの人が「言うか・我慢するか」の2択で考えるから壁ができる。一流はそこで3つ目の道、つまり「相手を立てながら自分の希望も叶える」を選ぶ。交渉って勝ち負けじゃなくて、構図を変えた瞬間に一気に楽になるんですよね。

ー「全肯定+提案」を実践する際に、具体的なコツはありますか?

ポイントは1つだけ。褒めようと考えるより、相手の判断を認めることです。たとえば、「いいですね」だとふわっとしてて弱いので、「シルエットが綺麗」「この形が好き」と 何が良いかが明確に言う感じです。ちなみにタイミングのベストは、完成して鏡を見せてもらった直後です。美容師さん側も「仕上げたぞ」という気持ちがあるから、修正が否定に聞こえてしまうこともあると思うんです。だからこそ、肯定を先に置くといいのかなと。

ー美容院以外で使うとしたら、どんな応用パターンが考えられますか?

ほぼ全部の人間関係で使えると思ってます。仕事なら「この方向、すごくいいです。このままここだけ足したら、さらに伝わりそうです」やパートナーなら「作ってくれてうれしい、美味しい。次は少しだけ薄めたら私の好みにドンピシャかも」。接客の場面なら「丁寧に対応してもらって助かりました。あとここだけ確認できたら安心です」などです。認めてから相談するだけで、相手が敵じゃなくて味方になってくれるのかもしれませんね!

(海川 まこと/漫画収集家)

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