「美的感覚がAIすぎる」友人に笑われた自炊がなぜか心に刺さる 「こんな風に食事と向き合ってみたい」という声も

まるでAIが生成したかのような、彩り鮮やかな食卓が話題です。

思わず見入ってしまう整いすぎた盛り付けに、SNSでは「美的感覚がAIすぎる」との声が。実はそこには意外な背景がありました。投稿主の藤田シオンさん(@shion0_25mg)に話を聞きました。

ーーどのような気持ちで盛り付けを考えたのでしょうか?

藤田:数年間続いたセルフネグレクトを辞めようと決意し、まずは「自分をきちんと扱うこと」を意識しました。盛り付けも、人に見せるためというより、自分の心の栄養になるかどうかを基準に考えて作りましたね。

ーー友人から「美的感覚がAIすぎる」と言われたそうですが…

藤田:これまで33年生きてきて、自分の感性がそんなに面白いと思っていなかったので(笑)。友人やインターネットの皆様の反応を見てシンプルに驚きました。楽しんでいただけることが一番なので、明るい気持ちになっていただけたのなら何でも大丈夫です!

ーー写真を見るととても整った盛り付けです。ポイントはありますか?

藤田:色ごとに図形を決めて盛ることです。例えば、同じ色の具材が三つあったら三角をいくつか作ってみることや、斜線、直線を規則正しく配置するのがお気に入りです。このあたりは趣味の芸術鑑賞から着想を得て今のスタイルにたどり着きました。

ーーこれらのメニューは、どのように決めたのでしょうか?

藤田:食べなれた食材を使いつつ、赤や茶色、緑、黄色など、美味しそうに見える色を分析して盛り付けました。量としては同じでも、慌ただしく食べるのではなく「食べ終わったあとにほっとできるかどうか」を大切にしています。

ーー自炊を続ける中で、料理に対する考え方や楽しみ方に変化はありましたか?

藤田:以前は「ちゃんと作らなきゃ」と思っていましたが、今は続けること自体に意味があると感じるようになりました。完璧でなくても、温かいものを用意して食べるだけで十分。セルフラブは100%を目指さなくたっていいんです。そう思えるようになってから、料理が自分のための時間になりました。

少しずつですが、「生活を楽しむ」という感覚を取り戻している最中です。

◇ ◇

「彩りがきれいで見ているだけで癒やされる」「こんなふうに食事と向き合ってみたい」そんな声が多く寄せられた今回の投稿。

食べ慣れた食材でも、色のバランスや盛り付けを少し意識するだけで、食卓はぐっと豊かになる。少しずつ「生活を楽しむ感覚」を取り戻していく、その過程までもが魅力の今回の投稿。気になった方は、ぜひXでその記録をのぞいてみてはいかがでしょうか。

(まいどなニュース特約・青島 ほなみ)

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