「サウナのような状態で8時間耐えた」「エアコンがなく気を失いそうになった」 工場・倉庫の就労経験者、4人に1人が「空調設備」を最重視
倉庫や工場で働くうえで、どのような条件が揃っていると「働きやすい」と感じられるのでしょうか。
RENOXIA(リノシア)と株式会社NEXERが行った「働きやすい工場・倉庫」に関するアンケートによると、「最も働きやすいと感じた環境」の質問で、最多は「空調が整っている」でした。事前調査で「倉庫や工場で働いた経験がある」と答えた男女300人を対象に、2025年12月~2026年1月にインターネットで実施しました。
倉庫や工場での勤務経験者に、「最も働きやすいと感じた環境」を質問。最多は「空調設備が整っている」で24.0%。続いて、「動線が整理されていて作業しやすい」(19.0%)、「安全対策がしっかりしている」(18.7%)でした。上位3項目で60%以上を占め、快適さと安全性が特に重視されていることがうかがえます。
このほかにも、人員配置に余裕がある(11.0%)、照明が明るく見やすい(6.0%)などの意見がみられました。
それぞれの項目を選んだ理由について、回答の一部を紹介します。
◆空調が整っている
・夏場の工場はとにかく暑いので、空調が整っていないと暑さで熱中症になる危険性もあるし、仕事のパフォーマンス力も落ちるから。(30代・男性)
・とくに夏と冬の空調は大事で、健康にかかわる。(50代・男性)
・以前働いたところでは、真夏でも「空調」が効かず、暑くて暑くて大変だった。昨今の「猛暑」ならば猶更だろう。(60代・女性)
◆動線が整理されていて作業しやすい
・効率がいいので無理、無駄がなくストレスがたまらない。(30代・男性)
・移動しやすい動線が確保されていると、作業性が良いから。(40代・男性)
・整理整頓がされていない職場は安全性も担保できていなく効率が悪い。(50代・男性)
◆安全対策がしっかりしている
・工場内は事故が発生する確率が高いので、安全対策がしっかりしていないと安心して働けない。(40代・男性)
・所々危険なところが多い。フォークリフトと、歩く人が同じ場所であり、分離されていないのはいつもヒヤヒヤしていました。(40代・男性)
・工場はさまざまな機械が多く常に危険と隣り合わせなので、安全配慮がもっとも大切。(70代・男性)
続いて、職場の働きやすさを高めるために「導入してほしい設備」や「あるとよかったと感じる設備」を質問。「ない」は63.0%、「ある」は37.0%でした。
「ある」の回答者に、具体的な設備を聞いた結果、最多は「全体空調設備」(55.9%)でした。続いて「防寒・防暑対策設備」(36.0%)、「休憩室・仮眠スペース」(33.3%)、「スポットクーラー・大型扇風機」(30.6%)でした。上位4項目のうち3項目が温度管理に関する設備であることから、作業現場における空調環境の改善を求める声が特に強いことが分かります。
最後に、倉庫や工場での勤務中に「空調が全く効いていない」の経験の有無を尋ねました。「ややある」が28.7%、「とてもある」が24.0%でした。「あまりない」は33.0%、「まったくない」は14.3%でした。回答の一部を紹介します。
・サウナのような状態で8時間耐えながら仕事をしました。熱中症になり仕事は好きでも続けていけないような環境でした。(30代・女性)
・物流倉庫にエアコンが無く、40度超えの中で作業して気を失いそうになった(50代・男性)
・空調は動いているが、それ以上に発生する熱が多く全く機能していなかった。(50代・女性)
【出典】株式会社NEXERとRENOXIA(リノシア)による調査





