年長児保護者の8割「入学に不安」……事前に、ひらがななどを教えて準備 「無理にやって後悔したこと」とは?

株式会社ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市)が提供する通信教育講座『進研ゼミ 小学講座』は、このほど「小学校の入学準備や入学」に関する意識調査の結果を発表しました。それによると、年長児の保護者の8割超が「入学に不安がある」と回答したことがわかりました。他方、小学1~3年生の子どもの保護者が「入学前にやってよかった」と感じているのはどのようなことだったのでしょうか。

調査は、同社の保護者向けアプリ『まなびの手帳』に登録している年長児~小学3年生の保護者782人を対象として、2026年1月~2月の期間にインターネットで実施されました。

調査の結果、年長児の保護者(168人)の84.5%が「小学校入学を前に不安がある」と回答しました。具体的には、「集団生活・友だち関係」が圧倒的1位、次いで「学習面(読み書き・計算)」「学校の先生との関係」が続きました。

また、「入学に向けてやっていること」については、学習面では、1位「ひらがなを読めるようにすること」、2位「ひらがなを書けるようにすること」、3位「自分の名前を読めるようにすること」、生活面においては、同率1位「決まった時間に寝る」「決まった時間に起きる」、3位「食事に関すること(好き嫌いの克服、準備、片付けなど)」という結果になりました。

続けて、「ランドセルの購入費用」を尋ねたところ、「6万1円~10万円」(47.9%)が最多となった一方、「プレゼント」や「おさがり」などによって「購入費がかかっていない」(18.6%)という人も一定数見られました。

そのほか、ランドセル以外の学用品などにかかった費用は「1万1円~3万円」(46.1%)、「3万1円~」(27.9%)、「5001円~1万円」(15.2%)となっています。

次に、小学1~3年生の保護者(593人)に対して、「『「小1の壁」(仕事と子どもの生活の両立の難しさなど)を感じましたか』と尋ねたところ、46.2%が「感じた」と回答、「小1の壁を感じなかった」と回答した40.5%を上回りました。

具体的には、「登下校の付き添いが小2まで必要だったため、働ける時間に制限があった」「登校時間が保育園の登園時間よりも遅い」「両親共にフルタイム勤務だが、学童に入ることができなかった」などが挙げられました。

また、「入学前にやっておいてよかったこと」としては、1位「ひらがなの読み書き」、2位「通学路の練習」、3位「生活習慣を整える(早寝早起き)」がTOP3となり、「ひらがなの読み書きができるようになると、勉強に苦手意識がつかない」「実際にランドセルを背負って歩く練習をやってよかった」という具体的な声が集まりました。

一方で、「やらなくてよかった」ことで数多くあがったのは、1位「勉強の先取り」、2位「文房具の事前購入・文房具を買い過ぎてしまったこと」、3位「学用品の準備」が挙げられ、「難しい計算や九九など、無理に教える必要はない」という意見が目立ったほか、鉛筆の芯の種類や、キャラクターもの以外など学校で細かく指定があることが多いため、「学校説明会まで文房具の購入はストップ!」という声が聞かれました。

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