裏山から「震えるレベル」の発掘品!…100年前の “奇跡の完品”に「すっごい興奮する」「大変貴重な品」

裏山探索中に、土から顔を出した古いガラスを発見。色味から昔の小型瓶と推測し、慎重に引き抜くと、なんと100年以上前のカレー粉瓶だった! -そんな、土の中で眠っていた貴重な発掘品の発見の瞬間を収めた写真がXに投稿され、大きな反響を呼んでいます。

投稿したのは、レトロ瓶の研究・収集家のめぇちさん(@mechi_otakara)。約100年前のものとみられるカレー粉瓶の発掘に、「すっごい興奮する」「大変貴重な品」と注目が集まりました。

長年、古いガラス瓶を研究し続けてきた経験から、形状や質感を見ただけで用途や年代がおおよそ分かるという、めぇちさん。自宅裏の山を探索中、斜面の崩れている部分をふと見た瞬間、見覚えのある質感のガラスがわずかに見えているのを発見したそう。「古そうなガラスの一部が見えた瞬間、鳥肌がたちました」と、そのときの瞬間を振り返ります。

この瓶は、三味線のバチに似た形から「バチ瓶」と呼ばれ、カレー粉やマスタードなど、調味料用の瓶に多く見られるタイプです。細長い口と、青や緑がかった寒色系のガラス色も、推測を裏付ける要素になりました。実は、めぇちさんは同じ瓶をすでに一本、手元に持っていたそう。そのため、「100年以上前のカレー粉瓶だ」とすぐにピンときたのだとか。

引き抜く際に最も気になったのは、細く長い口の部分でした。ここが欠けていないかどうかを確かめるまで、強い緊張が続いたといいます。「割れてなければ、結構レアだぞ…?」と思いながら、恐る恐る土の中から引き抜いた瞬間、「ヤバっ!」と声が出るほど驚いたと語ります。

「瓶が無事だとわかった瞬間、飛び上がるほど嬉しかったです!」

すでに手元にあった「当時の姿」をそのまま残した瓶と、今回掘り出した瓶の形は、まったく同じ。厚みも色味も、口の作りまで一致していたといいます。

「100年前の瓶なのに、土の中と手元で、こうして答え合わせができるなんて…。本当に震える瞬間でした」

なぜ100年前のカレー粉瓶が裏山の土の中に眠っていたのか、めぇちさんは次のように推察します。

「このカレー粉瓶は、家庭用として使っていたものを周辺で暮らしていた方が廃棄したものと推測します。当時はゴミ回収の仕組みが整っておらず、ガラスなどの不燃ゴミは、家や集落ごとに土に埋めて処分されることが一般的。用途的に持ち歩くような瓶とは考えにくいので、斜面上のどこかで生活していた方か、当時自宅や自宅付近で生活していた方が廃棄した可能性が高いかなと思います」

めぇちさんによると、このカレー粉瓶「ヒドリ印」は「ヒ=陽=sun、ドリ=鳥=bird」を表しており、S&B食品の原点なのだとか。古い瓶のレア度としては「90%くらい」としつつ、欠けのない完品であることを考えると、「さらに高い価値があるかも」とのこと。

めぇちさんは自身が収集を続けている古いガラス瓶の魅力について、「現代の工業製品にはない、個性があるところ」だと話します。

「気泡やゆがみ、独特の色味やとろみのある質感は、ひとつとして同じものが存在しません。骨董として価値が高い傾向にあるのは、中身が入ったまま、未開封の状態のものです。ですが、私は空瓶だからこそわかる、当時のガラスの質感そのものがいちばん好きです」

レトロガラスに惹かれ、約6年前から海や川、山で「宝探し」を続けてきためぇちさん。現在のコレクションは約2000点にのぼり、そのコレクションや宝探しの様子はYouTubeチャンネル「めぇちの宝探し」やX、Instagram、TikTokなどで発信中です。

今回の投稿の反響については、「同じ趣味、同じ気持ちを共有できてとても嬉しかった」と明かします。

「整備が進むにつれ、こうした古いガラスは次第に見つからなくなっていくからこそ、当時の暮らしを伝える存在として価値があると思います。人によってはゴミでも、誰かにとってはお宝なんです」

なお、今回のめぇちさんの宝探しは自身の自宅敷地内で行われたものですが、場所によっては立ち入り禁止や許可が必要な場合もあるため、「事前の許可取得や清掃、現場の復旧、お礼と報告など、マナーを守った活動を徹底しましょう」と呼びかけます。

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