国産初のジェット輸送機C-1退役 半世紀の飛行支えたボルト、ナットに衝撃広がる「熟練工の高い技術力・高い製造品質」
国産初のジェット輸送機C-1が退役しました。半世紀の間、航空自衛隊で航空輸送の柱として、そして東日本大震災では支援物資を運んだC-1の引退に際し、機体分解を担った航空自衛隊入間基地が公式X(@jasdf_iruma)に投稿した部品パーツの写真が大きな反響を呼んでいます。
■50年経っても「腐食ゼロ」という驚愕の品質
それは、約50年間、機体の前胴部を結合し続けてきたボルトとナットの写真。「1本も腐食・破損していませんでした」「半世紀前の熟練工の高い技術力・高い製造品質を改めて実感させてくれた国産初の輸送機C1」。過酷な飛行環境に身を置きながら、熟練工の製造技術と、その品質を維持し続けた自衛隊の整備能力の高さを物語っています。
■岐阜の空に輝いた最後の銀翼
退役を目前に控えた2025年3月14日、C-1の初号機を運用してきた岐阜基地の飛行開発実験団において、ラストフライトセレモニーが執り行われました。春の澄み渡る青空の下、銀色の機体を輝かせて飛び立ったC-1は、開発や運用に深く関わった隊員たちを乗せ、約40分間の「最後の旅」を披露。多くの人々が空を見上げ、その雄姿を目に焼き付けていました。着陸後には、消防車の放水が虹のアーチを作り、機長らへの花束贈呈が行われました。
その数日後、3月18日に行われた退役式典では、かつてテストパイロットとして試験飛行に臨んだOBの小田氏も登壇。「ありがとう。そして、本当にお疲れ様でした」と述べられました。
▽出典
・航空自衛隊入間基地 公式X/約50年間も日本の航空輸送の主力であり、災害派遣等でも活躍したC1
・航空自衛隊入間基地 公式X/1本も腐食・破損していませんでした
・航空自衛隊 公式/C-1輸送機退役





