「いい言い訳だ」 失敗でやらかした部下に上司がナゾのほめ言葉 「タラレバ」の後悔を成長につなげる魔法の発想【漫画】
仕事の失敗は誰にもあるでしょう。一生懸命取り組んでいたとしても、結果が伴わないこともあります。そんなとき、上司に報告する際に「もっとこうしていれば…」「あの時ああしていれば…」と、つい言い訳を重ねてしまうものです。漫画家の吉谷光平さんがX(旧Twitter)に投稿した作品『課長に言い訳しちゃった話』は、そんな言い訳に対して、上司の意外な反応が描かれています。
物語は、契約を取り逃してしまった麦田が、上司の石沢課長に謝罪するシーンから始まります。麦田は「もっとちゃんとしていたら」「動きを読んでいたら」「取引先に通っていれば」と、失敗の原因を述べながら落ち込んでいきます。
しかし石沢は、麦田の謝罪を聞くと、意外にも「いい言い訳」と褒めます。そして「していたら」「していれば」といった「タラレバ」の言葉は、一生懸命取り組んだ上で改善点も見えている証拠だと言います。そのような考え方ができる人間は成長する、次は必ずできるようになると麦田を励ますのでした。
その後、麦田と石沢のやり取りを聞いていた他部署の課長・恵比寿は、石沢に「最初からそのタラレバを想定して仕事すべきだと私は思いますがね」と指摘します。これに対して石沢は、失敗に落ち込む部下を前向きに次の仕事に向かわせるのが上司の役目だと静かに反論するのでした。また、恵比寿も「彼女はもっとできるはず」と麦田にエールを送ります。
部下を思う上司の姿を描いた同作について、作者の吉谷光平さんに詳しく話を聞きました。
■「タラレバ」をポジティブなフレーズに変換
ー「タラレバ」を題材に選んだきっかけは何ですか?
一連の漫画の流れを思いついたからです。ミスをする→言い訳してしまう→「タラレバ」を言ってしまう→「タラレバ」も自分に使えばいい意味になる。という石沢課長のアドバイス→恵比寿課長でタラレバをオチで使うという感じですね。「タラレバ」は悪い意味でつかわれることが多いので、いい意味もあるよな~と思った次第です。
ー「タラレバ」以外の「べき」というフレーズを出したのはなぜですか?
2つの言葉は対極にあるような言葉だと思ったから意図的に出しました。
(海川 まこと/漫画収集家)





