【食中毒の予防】夏のお弁当づくり…作り置きのおかず入れたらダメ?ご飯を詰める時の注意は?

食中毒は一年を通していつでも起こる可能性がありますが、気温も湿度も高くなるこの時期のお弁当には特に注意が必要です。農林水産省公式Xアカウント(@MAFF_JAPAN)では、調理してから食べるまでに時間があるお弁当づくりのアドバイスとして、弁当箱のお手入れ方法やおかずの盛りつけ方などを掲載しています。

■【食中毒予防】お弁当づくりで気をつけたいこと

投稿では、農林水産省のWebマガジン「aff」にある、お弁当づくりの見直しポイントを紹介しています。

・お弁当箱を洗う時はふたのパッキンを外し、洗剤やブラシ等を利用して隅々まで洗ってよく乾かす

・手はいつも清潔にする(傷があるときは手袋を使う)

・野菜や果実、魚介類は流水でよく洗う

※肉は食中毒の原因となる細菌が飛び散る可能性があるので洗わない

・盛り付けに使う菜箸も洗剤できれいに洗って十分乾燥させたものを使う

・盛りつけ用のシリコンカップを使うときはきれいに洗って十分に乾燥させる

※梅雨から夏にかけては使い捨てがおすすめ

■おかずの詰め方・保存方法

また、Webマガジンには、弁当箱に詰める時の5つの注意点も掲載されています。

【1.おかずの汁気はよく切る】

・水分が多いと細菌が増えやすくなるため、おかずの汁気はよく切る。

・汁気が他の食品に移るのを防ぐため、仕切りや盛りつけ用カップを活用。

・水分が多い生野菜や果物は別の容器に入れると安心。

【2.ごはんやおかずは冷ましてから詰める】

・ごはんやおかずを温かいうちに盛り付けてしまうと、お弁当に蒸気がこもって細菌が増えやすくなるため、常温まで冷ましてから詰める。

【3.作り置きのおかずは再加熱する】

・おかずは当日調理が基本だが、前日に調理するときや昨晩の残り物を利用するときは、食材を傷めないように冷蔵庫に入れ、電子レンジ等で再加熱してから常温まで冷ます。

【4.お弁当は冷蔵庫や涼しいところに置く】

・温かいところに置いておくと内部で細菌が増えるため、冷蔵庫や涼しいところに保管する。長時間持ち歩くときは、保冷剤や保冷バッグを利用する。

【5.食べる前には手を清潔に】

・食べる前に手をしっかり洗う。水で手洗いができない時は消毒剤や清潔なおしぼりを使う。

お弁当には普段の料理と違う注意が必要だそうです。お弁当の味やにおいがおかしい場合は食べるのをやめるように伝えています。

▽出典

・農林水産省公式Xアカウント「お弁当の食中毒に要注意!」

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