ママ友づくりって、まるで恋愛? 連絡先を聞くのもドキドキ…信頼関係を壊さないための注意も【漫画】
幼い子どもを遊ばせるためや、育児の相談を受けるために親御さんが足を運ぶ児童館などの支援センター。そこでは自分と同じように育児に奮闘するママたちが集い、日常のなかで新しい人間関係が育まれていきます。そんな支援センターでの出来事を描いた漫画『ママ友のつくり方って…』(作:徳重ぽんさん)が、SNSで注目を集めているようです。
春の支援センターで徳重さんは、初対面ママたちのぎこちなくも微笑ましい会話を聞きながら、以前の自分も彼女たち同様に緊張していたなと懐かしく振り返ります。昔の自分を思い出していると、ふと「ママ友の作り方って、恋人作りと過程が似ているかも?」と思い至るのでした。
たとえば、会話が弾んできたタイミングで「今度どこか行きませんか?」と誘う瞬間や共通点から仲良くなり「また会いましょう」と遊びの約束などのやり取りが、どこか恋愛の始まりに似ていると感じるのでした。同作について、作者の徳重ぽんさんに詳しく話を聞きました。
ー特に「これは完全に恋愛っぽい!」と感じたシチュエーションはありますか?
たまたま顔を合わせることが続いて、少しずつ顔見知りになり、共通点(子どもの月齢や住んでいるエリアなど)から話が弾んで…という流れが恋愛に似ているなと思ったんです。特に印象的だったのは、一度だけ児童館で会ったママさんと、別の日に他のママ友と遊んでいる時に偶然再会したことです。
話してみると共通点が多くて意気投合し、その後また偶然道で出会って、相手の方からお茶に誘ってもらったんです。「なんでここで?!」という場所だったこともあり、まるで運命のように感じました(笑)
ー支援センターでのやり取りを観察して、どんな思い出が蘇りましたか?具体的に聞きたいです!
支援センターに通い始めた頃、感じの良いママさんがいて仲良くなりたいと思っていたのですが、どう距離を縮めたらいいかわからなくて遠慮してしまっていました。連絡先を聞くのも勇気が要りましたし…。
でも、やっと連絡先を交換できた時は本当に嬉しくて!後日「実は前から話してみたいと思ってたんです」と言われて、「私も!」と盛り上がった瞬間は今でも覚えています。
ー徳重さんが実際に心がけているママ友づきあいのコツがあれば教えてください。
まず人の噂話や悪口は避けるようにしています。話しやすい話題でも、誰かが不快になるかもしれませんし、結果として信頼関係を壊してしまうこともあると思います。
次に質問の仕方には気をつけています。単なる興味本位でなく、相手の気持ちに共感しながら聞くようにしています。たとえば「イベントが楽しくなかった」という話なら、「がっかりする気持ち、わかるよ」と共感してから、「〇〇さんはどう感じた?」と聞くようにしています。
あとはお金や家庭のサポート環境など、マウントだと思われかねない話題は避けるようにしています。
ーママ友ってこんなところが良いよ!というところがあれば教えてください。
一番は、気軽に情報交換や悩み相談ができて、育児のストレスが溜まりにくくなることです。特に初めての育児は不安だらけですが、「うちもそうだよ~」と共感してもらえるだけで、安心感がありますね。
またママ友と一緒だからこそ、平日にピクニックに行くなどの自分ひとりでは難しい体験ができるのも魅力のひとつです。さらに、さまざまな価値観を持つ人と関係を築く中で、自然とコミュニケーション力も鍛えられていく気がします。これは将来の仕事や人間関係にも活かせる自分の「強み」になると感じています。
(海川 まこと/漫画収集家)
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