「雪」にインスパイアされて生み出された「青の薔薇」、作ったのは…?紅茶に溶かしたら何色に…!?
「コレ。砂糖。作ッタ。雨粒は飴粒。紺碧の薔薇…」
砂糖でつくられた「青い薔薇」が「X」で話題になりました。万年雪の中に人知れず咲く幻の花のような美しさが多くの人を魅了しました。
この薔薇をつくり出し、ポストしたのは長谷川健太@𝐒𝐔𝐂𝐑𝐄𝐓𝐈𝐄𝐑(@kenta_sucretier)さん(以下、長谷川さん)のアカウントです。長谷川さんは帝国ホテルでパティシエとして修業後、ケーキデザイナーであるマギー・オースティンさんのもとで学び、現在は「シュクレティエ(砂糖細工師)」として活動するかたわら、作品をSNSに発表中です。先日も音楽家の新郎新婦のために制作したチョコペンで描いた「リヒャルト・ワーグナーが作曲した結婚行進曲の楽譜」が話題になりました。
「美しいです。生命力のある瑞々しさに満ちている」
「ふちが茶色く変色してるところまで再現…ただ美しく青色に作ることもできたでしょうに、敢えて自然の経過を反映したとこに敬意。」
「まるで、恋する男性の必死の思いを表しているような作品ですね」
「ブルーローズ」に心奪われた人たちからの声が寄せられています。長谷川さんに「紺碧の薔薇」誕生の経緯をお聞きしました。
■「その時、雪が降っていた」
--この薔薇のインスピレーションはどこから?
一番最初は本物の薔薇を買ってきて、それにどれだけ似せられれるかを試すために作ろうと思い作り始めました!その時にたまたま雪が降っていたので、ちょっと青をインスピレーションに置き製作した感じですね。
--「花びらのふちが退色してるとこまで再現されてて、もう見事としか」という声も届いています。もっとも作るのに苦心したところは?
やはりどれだけ本物に近づけられるか、それ一点を目標に置き、製作していたので、全く同じよう作るのは中々大変でしたね…。
◇◇
また、話題なった投稿に先立ち、長谷川さんは、
「コレ。砂糖薔薇。炎カラ復活。神秘的…(꒪⌓꒪) 」
というコメントとともに、黒く焼けただれた花弁が青く再生していく様子を映した動画を投稿しています。
さらに動画に続けて、
「実はこれ、飴露を作ってる際に強火にしすぎて失敗してしまったときの、たまたま撮れてた映像なんです せっかく残した映像で神秘的だったので、それを逆再生にしてみました…! この後紅茶に溶かしてみたら、意外とキャラメリゼされてて、アクセントの効いたお味で結果的に良きでした( ˶°ㅁ°˶)」と説明しています。
そこでこの薔薇を溶かした紅茶はどんな色と味だったのか長谷川さんにお聞きすると「ローズティに溶かしたので色的には、少し紫がかった感じの色になりましたね!味は、香ばしいカラメルの香りが紅茶に移ってほろ苦さと甘さが絶妙にマッチしてました!」と答えてくれました。「紫のローズティ」もきっととても美しかったのでしょうね。
(まいどなニュース特約・山本 明)
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