キャットタワーでくつろぐ犬「ちょっと大きめの猫と思ってる」と話題に よく登ってるの?「三毛犬ですね」
「多分自分のことを、ちょっと大きめの猫と思ってるアグ」
窓際のキャットタワーでくつろぐ“ちょっと大きめの猫”さんの動画がInstagramで話題になりました。
投稿したのは、飼い主の村上直美さん(@n.hawnyan)。“ちょっと大きめの猫”さんというのは…元保護犬のアグちゃんです。3歳3カ月の女の子。動画には、先住猫で元野良猫のターくん(雄・推定4、5歳)と一緒に、アグちゃんがキャットタワーに登っている様子が映し出されています。
先輩猫のターくんが顔を洗うと、同じくなれた手つきで顔を洗うアグちゃん。そんなふたりを目にして驚く人や「でっかいネコ」と見間違える人たちが続出。たくさんのコメントが寄せられています。
■「犬って高いところ苦手なのに完全に猫だと思っている」
「そこまで、自分で登ったの?」
「犬って高いところ苦手なのに完全に猫だと思っている」
「あ、三毛犬さんですね かわいいなー」
「顔の洗い方が完全にネッコ 最初ノルウェージャンくらいに大きな猫なのかな?って見間違えました」
「でっかい三毛猫だな~、犬くらいの大きさの猫だな~思って見てたら犬でびっくりしました 後ろ姿がまるで猫です 仲良しな犬猫に癒されました」
多くの人たちを驚かせたアグちゃん。自分のことを猫だと思っているの? 直美さんに聞きました。
■先住猫のまねして登った元保護犬 飼い主「落ちたところは見たことない」
--話題を集めたキャットタワーでくつろぐアグちゃん。いつ頃から登るようになった?
「小さい頃からターが登るのをまねして登っていました」
--先輩猫のターくんをまねして登ったと。
「初めて登ったのを見た時、落ちたらどうしようとずっとヒヤヒヤしていましたが…実際、何だかすごく器用で、落ちたところは見たことないです」
--そんな猫のようなアグちゃんをターくんはどのように思っている?
「ターは雄ですが、面倒見が良くて何だか母性を感じます。猫を育てるように接しているようで『うんうん、大きくなったね』と思っているのかなと」
■小さい頃は「香箱座り」までマスター…まさに猫!
--動画では、顔を洗うアグちゃんも映し出されていましたが、このほか猫らしい仕草は。
「小さい頃はよく『香箱座り』をしていました。今は成長して関節が硬くなったのかあまりしなくなりました」
--以前ターくんの頭をカプッと食べてしまうアグちゃんをご紹介しましたが、今も食べていますか?
「はい、今でもよく食べています。ターは『また始まった…』みたいな感じで特に動じない日もあるし、虫のいどころが悪いと『もー!やめて!』とプロレスに発展することもあります。嫌がられた時のアグの『え!なになになんで怒ったの!冗談じゃん!』みたいなおどけた顔がツボです」
--ターくんとアグちゃんは、まるで兄妹のように仲良しですね。
「2人の関係は、よくみなさんから恋人みたい、夫婦みたいとも言って頂きますが、私は『親友』みたいだなと思っています。もちろん兄妹に見える時もあるし、ほんとに見る人によって感じ方が違い、いいのかなと思います!」
■先住猫と元保護犬ふたりのエピソードを描いたコミック本が発売
兄妹のような、親友のような、夫婦のような…とっても仲良しなターくんとアグちゃん。ふたりのエピソードなどを飼い主の直美さんが描いたコミック本が2月26日に発売される予定です。タイトルは「【ターとアグのしあわせ日和】~元ノラ猫と元保護犬 ふたりは親友~」(KADOKAWA、税込み1485円)。
コミック本について、直美さんは「すごく愛情に満ち満ちた本になっています。見どころは、最後のお話の『また会えた』です。コミックは、本当にあったことをデフォルメして描いたお話と、完全に想像の世界のお話に分かれるのですが、『また会えた』は、本当の話でもあり後半はそうだったらいいな、という希望も込めた、ちょっぴり切ないけれどとっても温かいお話になっています」と話してくれました。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)





