何歳まで働くつもり?…「働ける限り働く」年収別に聞いた割合 「悠々自適」なシニアライフは夢なのか

みなさんは、何歳まで働こうと思っていますか。株式会社ブレイク・フィールド社(東京都千代田区)が運営するウェブメディア『ファイナンシャルフィールド』がこのほど実施した「老後の投資」に関する意識調査によると、働く世代のおおよそ3割が「働ける限り働く」と考えていることが分かりました。年収別に「働ける限り働く」と回答した割合を調べると、「300万円未満」が最も多くなったそうです。

調査は、全国の20~50代の男女494人を対象として、2024年2月にインターネットで実施されました。

その結果、「~70歳まで」(25.4%)、「~75歳まで」(11.4%)などを合わせて、おおよそ3人に2人が「65歳を超えても働く必要がある」と回答しました。そのうち「働ける限り働く」と回答した人は26.4%となり、約3割が定年を迎えても可能な限り働き続けなければならないと考えていることが分かりました。

また、世帯年収別に「働ける限り働く」と回答した人の割合をみると、「世帯年収300万円未満」(10.0%)が最多となったのに対して、「世帯年収700万~1000万円未満」では2.4%、「世帯年収2000万円以上」では0.3%となり、世帯年収が高くなるにつれて、「働ける限り働く」と考えている人は減少傾向にあることが見て取れました。

次に、「65歳になった時の年金は月額どのくらいもらえると思いますか」と質問したところ、「~10万円未満」が51.9%で最多に。

そこで、将来のために「始めたいと思っていること/始めていること」を教えてもらったところ、「日々の節約」が前年代で1位となりました。次点以降では順位に入れ替わりはあるものの「NISA」と「健康管理」がTOP3に挙げられたそうです。

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