琵琶湖の形と似ているから?地酒に音楽、オーストリアの州と滋賀県が交流と協力へ

 滋賀県はこのほど、オーストリア東部のブルゲンラント州と、今後5年間の交流と協力に関する覚書を交わした。水環境の保護や、地場産品を介した交流など幅広い分野で関係づくりを進めていく。

 オーストリアと琵琶湖の形が似ていることに端を発して、県は同国とのつながりを深めてきた。中でも同国最大で世界遺産のノイジードル湖を有するブルゲンラント州は、自転車観光が盛んなことなど共通点が多いとみて関係の深化を打診。隣国のハンガリーで7~9日に開かれた世界湖沼会議に合わせ、江島宏治副知事が訪問した。

 県によると、6日に州議場で調印式があり、州政府トップのハンス・ペーター・ドスコツイル首相が「離れた県と州であっても環境や高齢者福祉などの共通課題がある。率直に意見交換し、学び合いたい」と歓迎。江島副知事は「地酒や音楽などさまざまな分野での交流に期待している」と述べた。

(まいどなニュース/京都新聞)

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