後先考えず孫にメインクーンをプレゼント しかし家人は大の猫嫌いだった…子猫の運命は?

孫に「猫がほしい」とせがまれて猫を買ったが、母親は大の猫嫌い。その日のうちに手放すことになった。人づてに里親を探していることを聞いた人が引き取りに行くと、子猫は庭につながれていた。子猫を引き取った人は初めての猫飼いで、毎日が驚きの連続だったという。

■孫にせがまれて買った猫

孫にねだられると弱いのが祖父や祖母。あるおじいさんは、ペットショップで孫に「猫が欲しい」と言われて、まるでおもちゃでも買い与えるように子猫を買ってしまった。メインクーンという純血種の猫で、2012年8月生まれ、生後2カ月だった。孫の両親には何も相談せずに買ったという。

ところが、孫の母親は猫が大嫌いで、「なんで買ったの!」ともめにもめた。主にペットの世話をするのは母親なので、もめないわけがない。すぐに「誰かもらってくれないか、里親を探そう」ということになった。

■子供に「猫は死んだと言います」

2012年11月、兵庫県に住む前田さんは、知り合いの知り合いが里親を探していると聞いた。おじいさんが買ってしまったメインクーンだった。前田さんは猫を飼ったことがなかったが、夫は実家で猫や犬を飼っていたので引き受けることにした。

夫が子猫をもらいに行くと子猫は、中庭にリードをつけられて繋がれていた。母親は、ペットショップで買った時に子猫が入っていた小さな箱に猫を入れ、汚いものでも触るようにフードの袋の端っこをつまみ、「これを食べています」と言った。その場に孫がいなかったので、「お孫さんが猫を探したり、寂しがったりしないでしょうか」と聞くと、「死んだと言いますから大丈夫です」と言われた。夫は内心怒りでいっぱいになり、「絶対に返さない」と思ったという。

■猫って喉をゴロゴロ鳴らすの?

名前はシュシュくんにした。

前田さんが帰宅するとシュシュくんが家の中を走り回っていた。

「生後3カ月とは思えないほど大きな猫で、『本当に子猫!?』と驚きました。猫が喉をゴロゴロ鳴らすということも知らなくて、最初は何か病気なのか、病気だからいらないと言われたのかと思ったくらいです」

夫に「嬉しいから喉を鳴らしているんやで」と言われて、前田さんは「可愛いな」と思った。シュシュくんは、前田さんの膝の上に乗ってゴロゴロと喉を鳴らして喜んだ。

子猫の時、シュシュくんは前田さんの後追いをしたが、大人になって好きなように暮らしている。おっとりしていてマイペース、後から前田家に来た猫にも絶対に怒らないという。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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