【プロ格闘ゲーマーの肖像5】グラドル倉持由香&吉田早希のゲーム愛

 「プロゲーマー」が注目される中、プロではない愛好家も業界を支える。連載の最後は「番外編」として、ゲームのPRに生きがいを見い出すグラビアアイドルの倉持由香と吉田早希が登場する。

 2人とも幼少期からゲームで育った世代だ。「9歳上の兄がいて、物心つく前から格闘ゲームをしていました。13歳からこのお仕事をして、ゲーム好きアイドルとして活動しております」(倉持)。「10歳上と年子の兄がいて、2~3歳からゲームで育ってきました。今の事務所に入って、由香ちゃんと一緒にゲームのお仕事を始めました」(吉田)。

 今年1月、日本初上陸となるゲームイベント「EVO Japan 2018」のリポーター就任を伝えられた倉持は感極まって号泣した。吉田らと共に格闘ゲームの「TEKKEN7」に挑み、20代女性プロゲーマー「たぬかな」と対戦。その模様は、レギュラーを務めるAbemaTVのゲーム専門チャンネル「ウルトラゲームス」でも放送された。

 ゲーム業界の将来性を力説する。「海外の大会では賞金が『億』だったり、なりたい職業の常連にプロゲーマーが入っていたり、すごく盛り上がっているので、日本も続いていければいいなと思います。いろんな芸能事務所がeスポーツ部門を立ち上げたりして、その流れが動いているので楽しみですね。お茶の間で格闘技を見るように格闘ゲームを見ていただけたらうれしいです」(倉持)。「野球で育った子どもが野球選手に憧れるように、ゲームで育った人がプロゲーマーに憧れる環境になれば収入ももっとよくなって夢も出てくる。楽しみに見ています」(吉田)。

 15年、米ラスベガスでの世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO」に2人は実費で出場。“選手”として熱気を体感してきた。

 倉持は「今年もアーケード・コントローラーを抱えてラスベガスに行ってきます!」と笑顔。吉田は「私も一緒に行きたいです。プロの人じゃないとやっちゃダメなのかなとか、ハードルが高くなってるかもしれないけど、『私たちヘタでも楽しめるんだよ』ってゲームをやっていけたらいいなと思います」。“グラドルゲーマー”はそれぞれの「ゲーム愛」を熱く語った。

 (デイリースポーツ・北村泰介)=おわり

◆倉持由香(くらもち・ゆか)91年11月6日生まれ、千葉県出身。

◆吉田早希(よしだ・さき)88年6月7日生まれ、東京都出身。ともに「GPR」所属。

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